学会発表を通じて
私は、本学会へ入会して以来、これまで二度の学会発表に参加させて頂きました。私は、学会発表を通じて様々なことを学ぶことができました。修士1年次に初めて参加させて頂いた学会発表では、スライドや発表原稿作成などの事前準備が十分にできず、自分の思うとおりに発表ができませんでした。
この経験から、人前で発表する際には事前準備を入念に行うようにしました。特に、スライドを作成する前に、まず発表全体の構成を考え、各スライドで示すべき要点を簡単にまとめるようにしました。こうしたことを行うことで、スライドも見やすくなり、発表もスムーズに行えるようになったと思います。
学会発表のように限られた時間内で聴講者に研究の意義や有用性を理解してもらうためには、第一に聞き手の立場なり発表することが大切であることを学びました。その他に学会では、質疑応答や他大学の発表を通じて、自分に足りない部分を見つけることができて、とても良い刺激になりました。
私にとって学会発表は、普段の研究室の生活では得られない貴重な体験でした。この経験は、社会人になってもからも活かされると思います。また、現状に満足することなく、向上心を持って取り組む姿勢を忘れずに頑張りたいと思います。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えて下さった先生方、電子情報通信学会の方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。
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