電子情報通信学会  
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学生会報告 各支部学生員の感想



北陸支部
 
 

学会発表を通じて

 私は、本学会へ入会して以来、これまで二度の学会発表に参加させて頂きました。私は、学会発表を通じて様々なことを学ぶことができました。修士1年次に初めて参加させて頂いた学会発表では、スライドや発表原稿作成などの事前準備が十分にできず、自分の思うとおりに発表ができませんでした。
 この経験から、人前で発表する際には事前準備を入念に行うようにしました。特に、スライドを作成する前に、まず発表全体の構成を考え、各スライドで示すべき要点を簡単にまとめるようにしました。こうしたことを行うことで、スライドも見やすくなり、発表もスムーズに行えるようになったと思います。
 学会発表のように限られた時間内で聴講者に研究の意義や有用性を理解してもらうためには、第一に聞き手の立場なり発表することが大切であることを学びました。その他に学会では、質疑応答や他大学の発表を通じて、自分に足りない部分を見つけることができて、とても良い刺激になりました。
 私にとって学会発表は、普段の研究室の生活では得られない貴重な体験でした。この経験は、社会人になってもからも活かされると思います。また、現状に満足することなく、向上心を持って取り組む姿勢を忘れずに頑張りたいと思います。
 最後になりましたが、このような貴重な機会を与えて下さった先生方、電子情報通信学会の方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

石丸 真佑

富山県立大学大学院工学研究科情報システム工学専攻 博士前期課程2年

   



関西支部
 
 

 私は平成19年度より関西支部の学生会活動に参加させて頂いています。関西支部学生会では、学生会の学生幹事が主体となって、例年9月頃と3月にそれぞれ学生見学講演会と学生研究発表会を企画・運営しています。
 本年度の見学講演会では大阪府警察と朝日放送株式会社を見学させて頂きました。大阪府警察では普段は見ることのできない通信司令室と交通管制センターを見学しました。9月頃に発生したゲリラ豪雨での出動要請等の流れがわかり、とても貴重な経験でした。朝日放送(株)では移転したばかりの新社屋での最新設備を見学し、災害対策を考慮にいれた建築設計とフロア配置等についての講演を聴かせて頂きました。
 学生研究発表会は学生が主催する学生のための発表会という通常の学会発表とは異なる雰囲気があります。普段あまり知る機会のない他大学の学生の研究内容を知ることができ、学生同士が互いに刺激し合える場となっております。また、講演者の募集からプログラム作成、当日の発表会の司会進行、受付なども学生が行うのでとても勉強になります。発表会の後には懇親会も催していますので、他大学の学生との新たな交流が生まれるきっかけにもなり、とても有意義な発表会だと考えています。
 最後に、このような貴重な経験を得られたことに感謝し、顧問の先生方や関西支部事務局の皆様、共に活動してきた学生幹事の皆様に深く御礼申し上げます。

 
朴  光樹

大阪市立大学大学院工学研究科電子情報系専攻 電子回路学研究室
   



中国支部
 
 

学生会での活動を通じて

 私は広島大学大学院工学研究科複雑システム工学専攻の人間情報学研究室に所属しており、データマイニングによる遺伝子発現データベースからの知識発見に関する研究を行っています。
 私が2008年度の学生会役員として行った主な活動は、「学生ケータイあわ〜ど2008」を企画したことです。今年で2回目となるこの企画は、他大学の学生会役員や顧問の先生方、地元の協賛企業の(株)コトブキソリューションの方と協力し、携帯ビジネスコンテンツに関する作品を募集、優秀作品を表彰・副賞を授与するというものです。私は実行委員の中でとりまとめ役をしましたが、運営面で難しい点が多々ありました。特に話し合いはメール中心となったため、うまく意思の疎通がとれずに電話で話し合ったこともありました。しかし、他の学生会役員の方の積極的な活動、顧問の先生方や協賛企業の方のアドバイスのお蔭で、企画運営を円滑に進めることができ、結果として応募作品は昨年の約2倍の122件集まり、表彰式もNHK広島放送局で行うことができました。
 不安一杯で始まった学生会活動でしたが、他大学の学生会役員と協力し、一つのことをやり遂げたという経験と自信は、私にとって大きな財産となりました。
 最後になりましたが、学生会顧問の先生方をはじめ、お世話になった方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

平井 淳也

広島大学大学院工学研究科複雑システム工学専攻博士 課程前期

   



四国支部
 
 

学会発表を通じて

 大学院生として生活してきた中での1番のイベントは、学会発表だったと私は考えます。それは、学会発表は ほとんどが自分の大学以外の場所で行われるので、色々な場所を訪れることができる楽しみもありますが、それ以上に自分を成長させることができる点が最大の魅力だと思います。
 学会発表と聞くと、人前で自分の考えをすらすら述べている格好いい姿を思い浮かべるかもしれません。私も自分のそんな姿を思い浮かべていましたが、初めての学会発表でその理想は見事に打ち砕かれました。
スライドの作成技術、発表技術はもちろん、それ以上に人前で話すことに対する自信のなさを痛感しました。
これらを克服するためには経験を重ねることが大切だ思い、できるだけ多くの学会に参加することを決めました。
 その後、幸運にも多くの学会に参加することができ、発表を重ねる度に自分の未熟なところを反省しながら、徐々に成長させることができたと感じております。
 最後になりましたが、貴重な学会発表の場を与えてくださった先生方、電子情報通信学会関連の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

 

武士 末卓

愛媛大学大学院理工学研究科電子情報工学専攻電気電子工学コース博士前期課程2年

   



九州支部
 
 

学生会活動を通じて

 大分大学で開催された第16回電子情報通信学会九州支部学生会講演会の会場担当の機会を頂き,学生運営委員として講演会までの準備活動と当日の進行の支援を行いました.学生会講演会の運営は学生が主体となって行うという趣旨の通り,自分たち学生が考え,計画し,実行するため大変ではありましたが,それよりも新鮮でやりがいを感じながら作業することができました.
 私は学生会講演会の運営を通じて,初めてリーダーとして全体の指揮を執ってまとめるという作業を行い自 分のリーダーシップについて知る貴重な経験をすることができました.特に,講演会が近付くにつれて作業量が増えていき,それをうまく役割ごとに分担して効率的に進めていくことがとても重要であることを学びました.
結果として,学生会講演会当日は学生運営委員の協力もあり大きな問題もなく無事成功を収めることができました.
 また,学生運営委員として知能情報システム工学科と電気電子工学科という異なる学科の学生が一丸となり運営に携わることで,これまでになかった新しい交流が生まれました.この機運を絶やすことなく,これからも積極的に活動に参加し交流を深めていきたいと思います.
 最後になりましたが,運営にあたり御助言,御協力くださいました学生会顧問の先生方,九州支部の方々と,御助力下さいました方々にこの場をお借りして深く御礼申し上げます.

 

吉原 正樹

大分大学大学院工学研究科知能情報システム工学専攻博 士前期課程2年

   


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