イベント日程(予定)

11月24日(火)

12:30-受付開始
13:30-16:50情報理論研究会(若手研究者のための講演会)(プログラムはこちら)
17:00-18:00オープニングパーティ

11月25日(水)

9:00-10:20一般講演(1.1-1.4)
10:40-12:00一般講演(2.1-2.4)
13:40-14:40一般講演(3.1-3.4)
15:00-16:20一般講演(4.1-4.4)
16:40-17:40一般講演(5.1-5.3)
20:00-23:00ワークショップ(プログラムはこちら)

11月26日(木)

9:00-10:20一般講演(6.1-6.4)
10:40-12:00一般講演(7.1-7.4)
13:20-14:40一般講演(8.1-8.3)
15:00-16:40特別講演(詳細はこちら)
16:40-17:20情報理論とその応用サブソサイエティ活動報告会
17:20-18:00IEEE IT Society Japan Chapter総会
18:30-21:00懇親会

11月27日(金)

9:00-10:20一般講演(9.1-9.4)
10:40-12:00一般講演(10.1-10.4)



特別講演

日時: 11月26日(木) 15:00-16:40
題目:「文化の力」を考える -大原美術館の85年-
講師:公益財団法人 大原美術館 理事長 大原謙一郎 氏



ワークショップ

日時:11月25日(水) 20:00-23:00

1. 量子情報理論黎明期の歴史と巨人 Holevo の足跡

オーガナイザ 小川 朋宏(電気通信大学)
講演者 長岡 浩司(電気通信大学)
要旨 量子情報理論の始祖の1人である A. S. Holevo 氏の Shannon award 受賞が決まった.ついにと言うかようやくと言うか,いずれにしても感慨深いものがある.本講演では,時計の針を半世紀前ぐらいに戻し,量子情報理論のいくつかの源流を辿りながら,同理論の発展にHolevoが果たした決定的役割について解説する.数学的結果や証明などに言及する際には,古典情報理論と線形代数以外の予備知識は極力仮定せず,量子情報理論への入門としても役立つように努めたい.


2. 情報理論の新たな展開(周辺分野の拡大にむけて)

オーガナイザ 鎌部 浩(岐阜大学)
講演者 植松 友彦(東京工業大学)
要旨 誕生から60年以上が経過した情報理論は,カバーする領域を拡げるとともに,様々な理論的な限界を達成する符号が構成されるなど,その内容はますます深くなってきています.本Workshopでは,植松先生にIEEE IT Soc. の News Letter に掲載された情報理論の将来に関する記事をベースにして,情報理論が扱う分野を俯瞰していただき,さらに今後の展開について語っていただく予定です.皆様からも意見をいただき,活発な討論がなされることを期待しています.


3. スパース表現を探す-辞書学習におけるサンプル複雑度とアルゴリズム-

オーガナイザ 三村 和史(広島市立大学)
講演者 坂田 綾香(統計数理研究所),樺島 祥介(東京工業大学)
要旨 圧縮センシングなどのスパース性を用いた信号処理は,少数観測からの信号復元や圧縮の方法として広い分野の注目を集めている.スパース表現に基づく信号処理の性能は、表現基底(辞書)の選び方に大きく影響される.そのため,対象とするデータや目的に合った基底を選ぶことが必要である.特に,データを用いた学習を通してスパース表現に適切な辞書を得ることを辞書学習と呼ぶ.辞書学習の理論的性能評価,特に学習に必要なデータ数(サンプル複雑度)の評価や学習アルゴリズムは,近年盛んに研究されている.本ワークショップでは,辞書学習の基本から,Bayes推定を用いた最新のアルゴリズムまで紹介する.