コミュニケーションクオリティ研究会
Technical Committee on Communication Quality
2006年ソサイエティ大会チュートリアル
BT-2 ネットワーク性能の解析評価技術の実際
日時:9月21日(木)9:50 - 12:00
場所:金沢大学 総合教育棟 C9講義室(予定)
チュートリアル講演は終了いたしました。ありがとうございました。
目的
インターネットの普及に伴い、スループットの向上やQoS保証など、 インターネット通信に対して多くの要求条件が求められるようになっている。 このため、新たなネットワークやサービス・アプリケーションの 導入時などにおいて、通信性能を予測し最適なネットワーク・ サービス設計を行うことが必要となっている。また、 ネットワーク運用時においても、実際のネットワークの計測とともに、 その結果に基づいたネットワークの拡充のためには、 通信性能の解析評価が重要となる。
ネットワーク性能の解析評価においては、 トラヒック理論や数理計画法などの理論を用いた方法や、 ネットワークシミュレータを用いた方法などが用いられる。 これらの理論またはシミュレータツールを活用するためには、 それぞれの専門の知識が必要となるが、 そのようなノウハウを入手することは難しいのが現状である。
そこで本チュートリアルでは、 ネットワークの性能を解析評価するための技術の実際、 すなわちどのようなことができるのか、 実際の作業はどのように行うのか、 どのようなツールがありその使い方はどのようなものかなどを、 具体的に説明することを目的とする。
講演
ネットワークシミュレータns2の使用法
加藤聰彦 (電通大)
1.
ネットワークシミュレータOPNETの使用法
山田博司 (NTT)
2.
線形計画法を用いたネットワーク設計の実際
岸洋司 (KDDI研究所)
3.
トラヒック理論のインターネット設計への応用
笠原正治 (京都大学)
4.

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最終更新:2007/03/20