HCG
HCGシンポジウム2008 Webサイト
メインメニュー 概要
 
プログラム
 
アクセス
 
宿泊案内
 
リンク
 
運営組織

開催案内

2008年度HCGシンポジウム
主催:電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ
共催:島根大学

2008年度HCGシンポジウムは盛況の中、終了致しました。
2009年度HCGシンポジウムは下記の日程で開催予定です。


日時:2009年12月10日(木)〜12月12日(土)
場所:札幌コンベンションセンター

 電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)では、恒例となりましたHCGシンポジウムを開催致します。
 本シンポジウムでは、例年通りHCG傘下の4つの第1種研究会(HCS、HIP、MVE、WIT)、および、第2種研究会のWebインテリジェンスとインタラクション研究会(WI2)、 第3種研究会のヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(VNV)、料理メディア研究会(CM)の合同にて開催致します。
 従来、本会総合大会と同じ会場にて時期をほぼ同じくして開催しておりましたが、今年は、総合大会とは異なる会場、島根大学にて開催する運びとなりました。 皆様、奮ってご参加下さいますよう、よろしくお願い致します。

 本シンポジウム特別企画(全体イベント)としまして、慶應義塾大学の稲見昌彦先生、東京大学の苗村健先生による 招待講演企画「エンタテインメント工学:心を豊かにする科学技術の創生」、Webインテリジェンスとインタラクション研究会(WI2)による特別企画 としまして、ネットワーク応用通信研究所のまつもとゆきひろ氏による招待講演「オブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」の開発」、 マルチメディア・仮想環境基礎研究会(MVE)による特別企画「HC研究の過去・現在・未来〜MVE研の事例から〜」を開催します。
 他にも、研究会からの特別企画としまして、料理メディア研究会(CM)、ヴァーバル・ノンヴァーバルコミュニケーション研究会(VNV)による特別企画を予定しております。

日時と会場
日時 平成21年3月23日(月) 13:00 - 18:30
平成21年3月24日(火)  8:30 - 19:30
平成21年3月25日(水)  9:00 - 16:20
 
会場 島根大学 松江キャンパス(会場地図はこちら(島根大学Webページ内))
教養講義室棟2号館
 
参加申し込みについて


本シンポジウムは基本的に「事前申込不要、参加費無料」です。奮ってご参加下さい。

ただし、Webインテリジェンスとインタラクション(WI2)研究会のセッションに関してのみ
以下の条件がございます。

<WI2研究会セッションご聴講の場合>
・予稿集(3000円)の購入が必要となります。(当日、会場受付にてご購入下さい。)
・できる限り事前登録をお願いいたします。
 事前登録は、http://www.ieice.org/~wi2/ をご覧ください。

企画


HCG特別企画1(WI2企画:招待講演:全体イベント,3/23(月) 17:30-18:30)

タイトル:「オブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」の開発」

昨今、Rubyに代表される動的言語の台頭は著しく,Webアプリケーション開発など様々な領域において適用事例が増加しています。 本シンポジウム開催地の島根県松江市に在住するRubyの開発者、まつもとゆきひろ氏(ネットワーク応用通信研究所)にRubyの背景・思想・歴史から、 変化しつつあるアプリケーション開発のトレンドに合致するRubyの特徴・利点などを解説頂きます。


HCG特別企画2(招待講演:全体イベント,3/24(火) 13:30-15:30)

タイトル:「エンタテインメント工学:心を豊かにする科学技術の創生」

アニメーション、ゲーム、インタラクティブアート等の我が国独自のメディア文化と深く係わりをもつ学問として、 「エンタテイメント工学」を提唱、推進している新進気鋭のお二人の研究者、稲見昌彦先生(慶應義塾大学)、苗村健先生(東京大学)をお招きし、 この分野の最新の話題をお話し頂きます。

HCG特別企画3(MVE企画:全体イベント,3/24(火) 15:50-17:20)

タイトル:「HC研究の過去・現在・未来〜MVE研の事例から〜」

研究の進展や、研究に対する社会的ニーズの変化に応じて、各研究会の取り扱う研究分野や、その主要な研究トピックスは変化していきます。 このような変化に研究会はどのように対応し、どのように進んでいけばよいのでしょうか。本企画では、マルチメディアと仮想環境を扱うMVE研を題材に、 研究分野の変化を振り返り、今後の進む道について考えます。講演では、HCGの現委員長でもある佐藤誠先生(東京工業大学/MVE研顧問)に、 ご自身の研究の軌跡に関連する研究分野およびHCGの活動の変遷を織り込みながら、過去・現在の研究動向を大局的にお話し頂きます。 その後のパネル討論では、MVE研およびHCGの関連分野のパネラーが、それぞれの研究分野の現在の動向を踏まえ、未来に向かっての提言について議論します。

オーガナイズドセッション(VNV企画:3/23(月)午後および3/24(火)午前)

タイトル:「コミュニケーションの「場」を捉える」

従来、コミュニケーションに関する研究は参与者の情報伝達や振る舞いに焦点が当てられることが多く、 そうした参与者の立場や役割、ひいては表出行動をも想定する「場所」の問題は等閑視されてきました。 本企画では医療現場やコンピュータ上での仮想空間、ならびにインタビュー場面といった、コミュニケーションの 参与者が非対称な役割を担う様々な場面で生起するコミュニケーションの生態についての議論を 行いたいと思います。また、そうした「場」において身体を持ったロボットがどのようにコミュニケーションを 活性化する役割を担うことができるかについて、早稲田大学の小林哲則先生にご講演頂きます。 こうした多様な側面や視点からのコミュニケーション研究の議論を行うことで、我々が多重に参与する コミュニケーションの「場」について皆様と相互理解を深めることができることを期待しております。

オーガナイズドセッション(CM企画:3月24日(火) 午前)

タイトル:「料理メディアの現状と将来像:若手研究者によるこれまでの研究会講演内容報告とパネルディスカッション」

「料理」は人間の最も基本的な活動の一つであり、おいしい、楽しいといった喜びをもたらすだけでなく、健康、文化、コミュニケーションなど、 多方面において我々の日常に深く関係しています。そこで2006年11月に「料理メディア研究会」を発足し、「献立」「調理」「摂食」のさまざまな場面において、 人の手助けをする情報処理技術の在り方について議論を行ってきました。これまでの計9回の研究会では、「マルチセンサによる調理行動認識」 「調理支援システム」など工学的観点の他、企業や行政、医師の方々により「家電」「食育」「食文化」「健康」「食料自給率」「コミュニティ」等、 様々な方面から情報提供を頂きました。 本企画では、これらの講演内容を若手研究者の視点でまとめ、紹介した後、参加者の皆様も交えて料理メディアの将来像を思い描きます。
 料理メディア研究会は第三種研究会ですが、本企画はどなたでもご参加頂けます。少しでもご興味をお持ちの方は奮ってご参加ください!

2009.4.1 更新