第50回量子情報技術研究会 (QIT50) のご案内
情報科学と量子力学を融合させた新しい分野、量子情報科学に関する研究会です。
情報を担う物理系の量子力学的側面を積極的に活かした新しい情報処理原理の研究と、そこから開かれる新しい学問体系の構築および新しい情報技術パラダイムの創生を目指して、情報科学、物理学、光エレクトロニクスを含む理学、工学、数理科学に携わる研究者間に自由な討論の場を提供し、この研究分野の発展を図ることを目的としています。
第50回研究会を下記のように開催いたします。現在この分野で活躍する研究者は勿論、自分の研究資産が何らかの形で使えそうだと予感している研究者・技術者など、広く関連する分野の研究者・技術者からの発表、聴講を募集致します。奮ってご参加ください。
なお、今回は現地でのご発表・ご参加のみを対象とし、オンラインでの配信は致しませんのでご注意ください。
主催:
電子情報通信学会
量子情報技術特別研究専門委員会
(委員長 武岡正裕(慶應義塾大学))
共催:
応用物理学会
量子エレクトロニクス研究会
産業技術総合研究所
開催概要
- 日時: 2024年5月28日(火)〜2024年5月30日(木)
- 開催方式: 現地開催
- 会場: 産業技術総合研究所 つくば中央 共用講堂 (〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1)
- 産総研つくば中央へのアクセスとキャンパスマップはこちらをご覧下さい。(共用講堂は"つくば中央構内案内"の中央にある厚生棟左手側です)
※講堂内(口頭発表エリア)は講演者への水の提供を除き、飲食禁止となっております。ご協力をお願いいたします。
- 産総研への入構について
- 路線バスを使用し産総研つくば中央キャンパスへ徒歩で入構する際には、警備員に行き先と目的(共用講堂での会議に出席)をお伝え下さい。
- QIT50参加者(事前参加登録者、当日参加登録者問わず)には、会議受付にて名札と共に入構証をお配りします。産総研受付での入構手続きは不要です。
- 臨時バス(貸切バス)の運行
- 会期中、つくばセンターから産総研(朝)、産総研からつくばセンター(夕方)の区間において、本数限定で臨時バスの運行を予定してます。詳細はこちらをご覧下さい。
- つくばセンター9:10発の臨時バスは、大変混雑が予想されます。臨時バスのご利用を希望の方は、なるべく8:30発のバスをご利用下さい。
- 朝の混雑する時間帯は、つくばセンターから会場までの移動に概ね30分かかります。時間には余裕を持ってお越し下さい。
- 会場でのWi-Fiについて
- eduroamは使用できます。事前に各機関での申請、設定の上ご利用ください。
- 産総研ゲストWi-Fiも利用可能です。詳細については現地でご確認下さい。
- 招待講演:
- 金井 駿(東北大学) 「スピン量子ビットのコヒーレンスに対する一般化スケーリングとその応用」
- 竹内 尚輝(産総研) 「超伝導デジタル回路 —量子計算機への応用—」
- 谷本 輝夫(九大) 「極低温量子コンピュータ・システムの大規模化に向けて」
- 富田 隆文(分子研) 「冷却原子型量子コンピュータの急速な発展とその展望について(2024年5月版)」
- 発表募集分野:
量子情報、量子計算、量子暗号など広く量子情報技術に関わる理論的研究、実験的研究、計算機科学的研究、数学的研究、およびその他関連分野
- 量子計算 (量子アルゴリズム、 量子計算モデル、 量子計算量理論、量子プログラミング言語、 幾何学的量子計算)
- 量子計算素子 (光量子計算、 固体量子計算、 NMR量子計算、 冷却原子・イオン量子計算)
- 量子情報 (量子暗号、 量子通信、 量子推定、 量子測定、 不確定性、 量子トモグラフィー、 完全正値写像)
- 量子誤り訂正 (デコヒーレンス、 量子雑音、 量子符号理論、 フォールト・トレラント量子計算)
- 量子エンタングルメント (エンタングルメント理論、 エンタングルメント制御、 量子テレポーテーション)
- 量子光学 (単一光子生成、 エンタングルメント生成、 光子状態制御、 光子検出)
- 量子物性
- 相対論的量子情報理論 (量子重力と情報、ホログラフィーと情報エントロピー、時空とエンタングルメント)
- 量子基礎 (非局所性、 文脈依存性、一般確率論、弱値・弱測定)
- 学生発表賞:
学生の方々を対象に学生発表賞を募集します。詳細はこちらを御覧ください。
- 各種締切:
口頭講演申込:
2024年4月23日(火) 2024年4月30日(火) 締め切りました。
ポスター発表申込:
2024年5月 7日(火) 締め切りました。
PDF原稿提出:
2024年5月 7日(火) 締め切りました。
参加事前登録(懇親会参加登録も含む): 2024年5月21日(火) 締め切りました。
参加費(懇親会費も含む)の銀行振込:
2024年5月21日(火) 締め切りました。
- 参加費:
- 5月21日(火)までに銀行振込でお支払いいただくと:
- 参加費: 一般4,000円、学生3,000円
- 懇親会費: 4,000円
なお振込方法は、参加事前登録を完了された方にメールでお知らせします。
- 5月21日(火)より後にお支払いの場合は当日会場にて当日料金扱いとなり、参加費は上記に+1,000円増額されます。参加事前登録または銀行振込が期限に間に合わない場合も、これに該当します。
- さらに以上とは別に、学生限定・当日受付・予稿集なし・聴講のみの参加費1,000円という選択肢もあります。これは事前手続き不要です。
- 以上の金額はすべて税込です。
- 請求書の発行は行っておりせん。
- 振込手数料は参加者にてご負担いただけますようお願いいたします。また、お振込みいただいた件への確認連絡はいたしません。
- 誠に勝手ながら、振込後のキャンセルはご遠慮くださいますようお願いいたします。
- 原則としていかなる場合も参加費の返金はいたしません。
- 定員: 約200名
- 査読: 原則として査読は行いません。ただし万が一講演申込件数が非常に多く、日程内に収まりきらない場合には、査読を行う可能性があります。
- 著作権と先取権:
- 本研究会は電子情報通信学会の第二種研究会であり、著作権は筆者に帰属します。
- 発表内容の先取権についてご心配な方は、本研究会の発表内容を直ちに査読付き論文誌などに投稿することを推奨します。
講演プログラムはこちら(05月10日公開)
申込ページ (参加・講演・ポスター発表):
【講演(口頭・ポスター)申込】 締め切りました。
- 学生発表賞への審査希望者は、「発表概要」の最初に【学生発表賞希望】と明記して下さい。
- 電子通信情報学会員以外の方でも、QITでの発表やQITへの参加は可能です。
【参加登録(講演者を含む)】 締め切りました。
- 学生限定当日聴講 (1,000円、予稿集なし)を希望される方は事前参加登録の必要はございません。
- 会場の準備の都合上、当日の懇親会参加申込みはできません。懇親会へ参加ご希望の方は、参加登録より事前申込みをお願いします。
予稿原稿作製要領:
口頭・ポスター発表について
- 口頭発表について:
- プロジェクタへの接続は、VGA(D-Sub15ピン)とHDMIタイプがあります。
- ご講演前の休憩時間にて接続テストの実施をお願いします。
- ポスター発表について:
- ポスターはA0サイズ(幅84.1 cm x 高さ118.9 cm)に収まるものをご用意下さい。
QIT50集合写真
その他
- 懇親会のご案内:
- 産総研食堂において立食形式の懇親会を5月28日(火)に予定しております。
- 参加希望者は参加事前登録にて懇親会への参加登録と懇親会費(4,000円)の事前振り込みをお願いします。
- なお、懇親会会場のキャパシティーの都合上、参加人数が上限に達した場合は事前に締め切る場合があります。
- 会場準備の都合上、5/21以降の懇親会出席キャンセルは、参加費の返金ができません。予めご了承下さい。
- 個人情報の収集ポリシーについて:
QIT への申込をするにあたり、個人情報を入力して頂く必要がございます。
QITでの個人情報利用目的は以下の通りです。
- QITへの申込者を把握するため
- 研究会の期間中、申込者を適切に案内するため
- 研究会の期間中、円滑な運営を行うため
なお、収集した個人情報は研究会終了後、複製を含め、媒体を問わず全て削除いたします。
- 個人情報収集に関するお問合せ先:
量子情報技術特別研究専門委員会幹事
E-mail: qit.kanji(-AT-)gmail.com [(-AT-)を@に変えて下さい]
- 撮影: 講演・ポスターの写真撮影(スクリーンショットを含む)および録画は原則として禁止します。
- 取材等を目的に参加されるみなさまへ:
取材を希望されるみなさまの参加に関しましては,事前参加登録締切日の2週間前までに幹事団までお問い合わせ下さいますようお願いいたします。
上記期日を過ぎた場合、たとえ当日であっても、まずは幹事団までお問い合わせください。
連絡先:qit.kanji(-AT-)gmail.com [(-AT-)を@に変えて下さい]
QIT50実行委員会
- 委員長:
猪股 邦宏 (産総研)
- 副委員長: 石川 豊史 (産総研)
- 副委員長: 辻本 学 (産総研)
- 副委員長: 浦出 芳郎 (産総研)
QIT50(今回の研究会)に関するお問合せ先:M-qit50-ml(-AT-)aist.go.jp[(-AT-)を@に変えて下さい]
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