Lighting Talk (LT) セッション企画
(開催の詳細等は「スケジュール」を参照ください。)

■趣旨

特に学生の皆さんや若手研究者の方々に手軽に研究会で発表をする機会を提供し、発表件数の増加とRECONF研究会の活性化を図ることを目的として、 Lightning Talk (LT)セッションを設けます。

昨今、若い世代の研究者の減少や学会員および研究会発表件数の低下が叫ばれています。 一方で、従来の発表形式ではあるレベルの研究成果や内容の完全性が求められることもあり、例えば研究を始めたばかりの学生さん等には、 発表をしたくとも難しいと感じる方がいらっしゃると聞きます。このような状況から、主に次のような方々を対象として研究会発表の敷居を下げ、 その間口を広げ、結果として研究会やコミュニティの活性化につなげる必要があるとの考えに至りました。

・研究初心者の学生の皆様
・アカデミアではなく企業で活動されており、研究発表に不慣れな皆様
・論文としてまとめる程に完全な結果がまだ出ていない研究者の皆様
・研究開発プロジェクト紹介や教育事例など、従来の形式では難しい内容の発表を希望の皆様

以上を実現するために、研究会において、8分程度の発表を行うLightning Talk (LT)を行うセッションを設けます。LT発表には、2ページのアブストラクト論文執筆を推奨することとします。また、学生や若手のみという制約は設けず、RECONF研究会の分野で活動する皆様にはどなたにでも発表頂けるものとします。 RECONF研究会としましては、これまで通り、優れた研究やコミュニティへの貢献度の高い研究の一般発表を優先します。そのため、LTセッションを設けたとしても従来通りの発表を減らすことにはなりません。また、特に学生の皆様や若手研究者の皆様に早い段階で「アブストラクト論文執筆」「LT発表準備」「研究会での発表」「質疑応答」を体験頂くことにより、それらの方々が後に優れた研究を行うように育って頂くことも期待します。例えば、卒論をまとめたばかりの修士1年生の皆さんに、卒論とその後の修士研究計画を発表する場としてご利用頂くようなことを想定しています。

以上、RECONF研究会の活性化と参画する皆様への還元を実現すべく、趣旨をご理解頂きLT発表を積極的にご活用頂けますようお願い申し上げます。


■対象とする発表内容

限定するものではありませんが、関連分野における以下の内容のLTを募集します。

・研究発表や研究開発プロジェクト等の紹介
・設計/実装/評価の技術事例紹介
・教育事例や教材開発
・学会参加報告

尚、一般発表を優先しますので、先着順に受け付け、申し込み多数の場合には発表をお断りする場合があります。また、研究会の対象分野や発表目的に相応しくないと判断された場合には、発表をお断りする場合があります。


■論文投稿と発表方法

・RECONF研究会の分野で活動する皆様にはどなたでも発表頂けます
・LT発表は、発表8分、質疑2分の計10分とします
・LT発表1件につき、標準で2ページの技報論文を執筆し技報に掲載することとします


■その他

・LT発表は、優秀講演賞やその他の賞の対象とはなりません

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