ヒューマン情報処理研究会

2007年6月28日(木), 29日(金)

「実・仮想空間の知覚・認知」およびヒューマン情報処理一般

ヒューマン情報処理研究会(HIP)は以下のプログラムで研究会を開催します。

日時

2007年6月
28日(木) 10:00-17:45
29日(金) 10:00-16:45

共催

日本VR学会VR心理学研究委員会

会場

北海道大学北海道大学百年記念会館
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/info-j/hyaku.html

会場世話人

河西 哲子
E-mail: tetsu@edu.hokudai.ac.jp
TEL & FAX: [011] 706-3108

プログラム

6月28日(木)

10:00-12:00
(1) ワーキングメモリ容量の個人差と視覚3刺激オドボール課題におけるP3成分の関係
○土田幸男・片山順一・室橋春光(北大)
(2) オブジェクトに基づく注意誘導には2段階ある 〜 事象関連脳電位からの証拠 〜
○河西哲子(北大)
(3) 算数N400効果のMEG解析
○出村公成・近江政雄(金沢工大)
(4) 養育者の表情認知構造の検討@ 〜 ―「表情刺激」開発の試み― 〜
○松田久美(札幌保専)
13:00-15:00
(5) 運動性多安定刺激を用いた視覚的気づきに関わる脳活動のfMRIによる検討
○鄭 址旭・小林哲生(京都大)
(6) Temporal aspects of dynamic occulusion in an ambiguous motion display
○Gerard B. Remijn, Hiroyuki Ito (Kyushu University)
(7) 回転ベクションの回転軸(2)
○伊藤裕之(九州大)
(8) 健常成人における自閉症尺度得点による視覚処理特性の違い
○片桐正敏・河西哲子・室橋春光(北大)
15:15-17:45
テーマセッション: 実・仮想空間の知覚・認知
(9) 仮想現実技術によるユーザインタフェースの設計: 小型機器の操作性評価のための手の姿勢検出
○玄 政祐・熊澤逸夫・佐藤 誠(東工大)
(10) 自己と他者の移動距離の知覚
○関口啓貴・北島律之(長崎総合科学大)
(11) VR空間内での移動シミュレーションにおける時空間の知覚
○島村達也・北島律之(長崎総合科学大)
(12) 操作行動に連動する物体の3次元構造の知覚とその変容
○梅村浩之・渡邊 洋(産総研)
(13) ドライビングシミュレータへの視線制御の実装:タンジェントポイント追視の効果
○桐畑健太郎・坂木栄治・松嵜直幸(豊橋技科大)・巖桂二郎(日産総研)・北崎充晃(豊橋技科大)

6月29日(金)

10:00-12:00
(1) ビジュアルシーン内の可変情報に関する記憶の精度
○笠井有利子・川端康弘(北大)
(2) 特徴的な色の多寡が情景の把握に及ぼす効果
○藤井哲之進・川端康弘(北大)
(3) 瞬間呈示下における表情判断の半球優位性の検討
○伊藤博晃(北大)・岡田顕宏(札幌国際大)・阿部純一(北大)
(4) アイコンタクト中に応答する運動前野ニューロン
○神代真里(NCNP)・佐藤暢哉(JST)・勝山成美・泰羅雅登(日本大)・中村克樹(NCNP)
13:00-15:00
(5) 静止画による運動知覚の時間特性
○富松江梨佳・伊藤裕之・須長正治(九州大)
(6) Cast Shadowが空間認知に及ぼす影響
○大川竜平・伊藤裕之・須長正治(九州大)
(7) 盲点におけるテクスチャ情報のフィリングイン
○蘭 悠久・伊藤裕之・須長正治(九州大)
(8) 色覚異常のリアルタイムシミュレーション
○岡嶋克典・神戸 秀(横浜国大)
15:15-16:45
(9) 物語朗読における句点でのポーズ時間長と聞き手による状況モデル構築との関係について 〜 優れた語りは聞き手による状況モデルの構築を支援する 〜
○明石圭祐・榎津秀次・三崎貴裕・古宮誠一(芝浦工大)
(10) 聴覚刺激を用いた課題遂行時における作業負荷量と瞳孔変化の対応の検討
○村田直史・水科晴樹(東工大)・阪本清美(松下電器)・金子寛彦(東工大)
(11) どのように聞き手はメロディを知覚するか 〜 その手がかりとなる構造特徴の同定 〜
○松永理恵(日本学術振興会)・阿部純一(北大)

◎28日(木)の夕刻に懇親会を計画しています。