通信がみえる一枚の写真 
ワイヤレステレホン

63 通信がみえる一枚の写真 HAPS

辻 宏之(正員:フェロー)

ワイヤレステレホン

Photo credit: NASA/Carla Thomas

現在,非地上系ネットワーク(NTN)の一つとして,成層圏に無人航空機を滞空させるプラットホームを使った成層圏プラットホーム(HAPS)の開発が注目されている.上空20 km を旋回するHAPS は,非常に高い位置にある携帯電話基地局としても利用することができる.写真(上)は,現在開発が進められている無人航空機「Sunglider」が,2020 年米国ニューメキシコ州で飛行高度約19 km を飛行中のものであり,成層圏の様子がうかがえる.写真(下)は,地上で待機中のSunglider であり,翼長78 m の大きさが分かる.将来の通信への導入に向け,今後の進展が期待される.

写真を募集致します

マガジン編集委員会では,「通信がみえる一枚の写真」をテーマに写真(電子ファイル(jpeg)あるいはプリント),タイトル,説明文(約300 字)を募集致します.詳細は,通信ソサイエティマガジンHP(http://www.ieice.org/~cs-edit/magazine/ieice/photo.html)を御参照下さい.

送り先:

【郵 送】〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館内 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン担当

【メール】b-plus@ieice.org までお送り下さい.