2003年10月のコンピュテーション研究会

★コンピュテーション研究会（COMP）
専門委員長　岩間 一雄　　副委員長　戸田 誠之助
幹事　瀧本 英二・牧野 和久

日時: 10月27日 (月) 
      (一人 25分発表 + 5分質疑の予定）

会場　東北大学工学部電子・応物・情報系103号室
　　（電気情報研究棟に隣接する南講義棟の１階です）
     〒980-8579 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉05
     Tel: 022-217-7148

交通　・JR仙台駅西口バスプール9番から
      1)工学部系由「青葉城址循環」
      2)工学部系由「宮教大」
      3)工学部系由「青葉台」
      のいずれかで約20分．220円.工学部前下車徒歩2分．
      ・JR仙台駅からタクシー4km約20分.(1500円)
      ・仙台空港からJR仙台駅まではバスで40分910円
　　　アクセス情報 http://www.eng.tohoku.ac.jp/eng/map/citymap.html

連絡先　瀧本 英二
        〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉05 
        東北大学大学院情報科学研究科
        Tel: 022-217-7148   Fax: 022-263-9414
        email: t2@ecei.tohoku.ac.jp

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＊＊＊チュートリアル講演＊＊＊

演題： 最小値独立置換族に関する最近の成果
       Recent Progress on Min-Wise Independent Permutations
講師： 伊東 利哉 先生（東京工業大学・学術国際情報センター）

概要: 

最小値独立置換族は，電子文書の類似度を効率的に判定する際の基本的
な概念であり，検索エンジンの構成・確率的アルゴリズムの効率化など
の応用を持つことが知られている．本稿では，最小値独立置換族(及び
その拡張概念であるε-近似的最小値独立置換族・ｋ-制限最小値独立置
換族など)の構成に関する最近の成果について，

 (1) 最小値独立置換族を用いた電子文書の類似性判定法
 (2) 最小値独立置換族のサイズに関する上界と下界
 (3) ε-近似的最小値独立置換族のサイズに関する上界と下界
 (4) ｋ-制限最小値独立置換族のサイズに関する上界と下界

を概観し，今後の課題等について言及する．
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議題       

9:15 - 10:45

平面グラフのSchnyder ラベル付け，リアライザおよび正規分割の同値性
   ○三浦 一之・吾妻 真知子・西関 隆夫（東北大学）

Octagonal Drawings of Plane Graphs with Prescribed Face Areas
   ○Md. Saidur Rahman・Kazuyuki Miura・Takao Nishizeki（東北大学）

無線モバイルマイクロセンサーネットワークにおける自己組織的センサー
配置手法の提案
   ○ウォン テン ライ・土屋 達弘・菊野 亨（大阪大学）

11:00 - 12:00

Speedup of Vidyasankar's Algorithm for the Group k-Exclusion Problem
   ○Masataka Takamura・Yoshihide Igarashi（群馬大学）

最大クリークを抽出するより高速な分枝限定アルゴリズム
   〇亀田 宗克・富田 悦次（電気通信大学）

13:30 - 14:30 【チュートリアル講演】

最小値独立置換族に関する最近の成果
   ○伊東 利哉（東京工業大学）・武井 由智（長岡技術科学大学）・
     垂井 淳（電気通信大学）

14:45 - 15:45

Factor Oracleを索引に用いた全文検索アルゴリズム
   ○加藤 亮一（東京工業大学）

サイト内検索エンジンのためのスコアリング手法
   ○伊川 洋平（東北大学）・定兼 邦彦（九州大学）

16:00 - 17:00

１変数文字列方程式の最小解の長さの上限
     馬場 謙介・○鶴田 聡士・篠原 歩・竹田 正幸（九州大学）

最適なマージングネットワークについて
   ○天野 一幸・丸岡 章（東北大学）

◎夕方18時ごろより懇親会を予定しております．