第3回研究会 概要
第3回通信行動工学研究会は盛況のうちに閉会いたしました
インターネットをはじめとする情報通信技術によって,私たちの生活から世界の
仕組みまでが急激に変化しています.この変化に対応すべく,通信行動工学研究
会では,私たちが情報をやりとりする場面を,ヒューマンサイエンス,情報通信
技術,社会科学といった様々な見地から理解し,産業に広く応用することを目指
しています.
第3回研究会は,特に,通信行動を制御・支援するサービス技術に関連する,最
新の研究成果を集めました.様々な分野から多くの方々に参加して頂き,意義深
いディスカッションができることを期待しています.
プログラム
■ 11:00-11:10 開会の挨拶
■ 11:10-12:00 口頭発表
強化学習を用いて QoE を考慮した通信資源分配を行うワイヤレスエージェントに関する一検討
笹田直利(大阪大)、東野武史(奈良先端大)、 塚本勝俊(大阪工大)、小牧省三(マレーシア工科大)
現実のソーシャルネットワークにおけるリンク重みの量子化がノードの中心性指標に与える影響
石野正典、津川翔、大崎博之 (大阪大学)
■ 12:00-13:00 休憩
■ 13:00-15:00 第14回モバイル学会 口頭発
基調講演「リアルワールドでの人間行動計測」
赤松幹之(産総研)
高齢ドライバの情報処理能力を考慮した車載情報呈示に関する基礎的研究
-ITS スポットサービスの情報内容と呈示タイミング-
大門樹(慶応大)
モバイル情報端末の視認特性に関する人間工学的な評価
長谷川旭(名古屋文理大学)
スマートフォン等を用いたUstream 及びTwitter による2010年の五山送り火中継と2012年の送り火におけるTwitterのtweetについて
藏野文子(株式会社ソフトディバイス)
■ 15:00-15:10 休憩
■ 15:10-16:25 口頭発表
対面での交流関係を表現したソーシャルネットワークにおけるリンク予測手法の評価
津川翔,大崎博之,今瀬真 (大阪大学)
CMCにおける楽曲共有・配信サイト上でのコメント解析
石先広海(KDDI研)、Susan C. Herring (Indiana Univ.)、服部元、小野智弘(KDDI研)
サービスへの参加を促す多次元階層型集合でのランキング提示手法
川崎仁史,山本淳,倉沢央,佐藤浩史,中村元紀, 松村一(NTT未来ねっと研究所)
■ 16:25-16:30 休憩
■ 16:30-18:00 ラウンドテーブルディスカッション
■ 18:00-20:00 懇親会