Call for Papers

生体認証として広く一般に知られている「バイオメトリクス」は,基本的にパターン認識の問題でありますが,コンピュータビジョン,信号・画像・動画像処理,機械学習などとも強い関連性があり,学際的な研究分野を形成しています.バイオメトリクスで主に扱われている研究テーマは,生体情報を計測するセンサや生体情報を処理・解析するアルゴリズムのような基礎技術に関するものだけではなく,実装技術,システム開発,サービス提供のような実利用に関するものまで多岐にわたります.すでに,指紋認証や顔認証などは,本人認証や個人識別という安全安心社会のインフラストラクチャーとして実用化され,新しいセキュリティ技術の一端を担っています.その一方で,生体情報の取得に関連するプライバシーや個人情報にかかわるクリティカルな側面もあり,バイオメトリクスの利点と欠点を含めて社会的にも注目されています.このような背景のもと,「バイオメトリクスと認識・認証シンポジウム(SBRA)」は,バイオメトリクスや認識・認証に関する様々な研究分野の研究者,および,バイオメトリクスシステムの開発者や利用者が一堂に会し,交流,情報交換,相互啓発を広げていくための場として開催してきました.第10回目となるSBRA2020では,心機一転して場所を仙台に変え,新しいSBRAとして再構築する予定・・・でありましたが,昨今のCOVID-19の影響が甚大であり,十分な対策をとっても現地開催が難しいという判断をいたしました.ただ,そのような状況においても議論の場を提供すべきと考え,オンラインで開催いたします.多くの皆様に参加していただくために,SBRA Virtual では,参加費無料といたします.皆様のご発表・ご参加をお待ちしております.

日時

2020年10月15日(木)~16日(金)

開催形態

オンライン

締め切り(予定)

新規・一般発表申し込み 2020年9月18日(金)9月28日(金)←延長しました!
新規・一般発表論文投稿 2020年9月30日(水)10月5日(月)←延長しました!
参加登録 2020年10月5日(月)10月9日(金)←延長しました!
本年度は当日参加の受付はございません.
期日までのご登録をよろしくお願いします

参加登録料

無料

会場

オンライン

SBRA 2020実行委員会

実行委員長 伊藤 康一(東北大学)
実行委員 大木 哲史(静岡大学)
河合 洋弥(東北大学)
幸田 芳紀(NEC/東北大学)
高野 博史(富山県立大学)
高橋 健太(日立)
村松 大吾(成蹊大学)
奥井 宣広(KDDI総合研究所)