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アンテナ・伝搬チュートリアル特集講演会開催案内 †

近年の無線通信およびセンシングを支える最新のアンテナH/W技術 †

• アンテナ・伝播研究会の第一種研究会では2011年度から学生や若手研究者のアンテナ・伝搬分野の技術力の向上および技報の価値を高めることを目的として，主にシニアの研究者によるチュートリアル講演を実施してきています．その回数は2019年2月現在で77回に達しています (http://www.ieice.org/cs/ap/jpn/index.php?ken/tutorial )．今回，これまで実施されたチュートリアル講演の中から同分野または関連のある内容の講演を4名の講師に連続して講演をしていただく「アンテナ・伝搬チュートリアル特集講演会」を第二種研究会として開催することになりました．学生・若手研究者からシニア研究者，また，アンテナ・伝搬研究者だけでなく幅広い分野の研究者を対象として，アンテナ・伝搬および関連技術に関するスキル向上および知見を広げていただくことを目的としています．

• 今回の講演会は，IoT，5G，コネクテッドカー，スマートフォンや無線LAN等の無線通信，車載ミリ波レーダや人体検出等のセンシング等にますます重要となってきているアンテナH/W技術に焦点を当て，最新の技術を紹介いただきます．今回の受講料は無料となっており，会員資格の有無にかかわらずどなたでも参加できますので，皆様奮ってご参加ください．

日時 †

2019年5月10日(金)　13:00～18:00

会場 †

東京工業大学大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホール

（地図URL: http://www.dst.titech.ac.jp/outline/facility/image/w9_map.pdf）

受講定員 †

140 名

受講料 †

今回無料

参加資格 †

会員資格の有無に関わらず，どなたでも参加できます．

プログラム †

13:00～13:10　開会の挨拶

13:10～14:00　講演1
【講師】　道下　尚文（防衛大）
【題目】メタマテリアルアンテナ
【講義内容】
　アンテナの小形・高機能化の一手法としての利用が期待されるメタマテリアル技 術は，従来にはない特性を有するアンテナの実現に寄与してきた．ここでは，メ タマテリアルの実用設計法を解説するとともに，各種アンテナの設計例を紹介する．

14:10～15:00　講演2
【講師】　高橋　応明（千葉大）
【題目】人体近接アンテナ
【講義内容】
　IoTなどで，小形アンテナが必要とされている．この小形アンテナは，BANや生体センサなどとして人体に近接して用いると，人体という高損失性媒質のため，性能が大幅に劣化する．このような人体近接アンテナの設計について解説する．

15:00～15:20 コーヒーブレイク(20分)

15:20～16:10　講演3
【講師】　広川　二郎（東工大）
【題目】ミリ波アンテナ
【講義内容】
　ミリ波アンテナの実例についてアンテナ構成や伝送線路の種類などについて説明し，ミリ波帯における材料や加工法，評価法などの観点から解説する．

16:20～17:10　講演4
【講師】　森下　久（防衛大）
【題目】キャラクタリスティックモード解析を用いた防災用ヘルメットアンテナの設計
【講義内容】
　救難活動で必要な防災用ヘルメット上にアンテナや送受信機等を一体化した構造を考えてきた．中でもヘルメットアンテナは，小形及び低姿勢化の要求に加え，人体頭部方向への放射を抑制する必要がある．そこで，所望の特性を有するヘルメットアンテナを設計するため，キャラクタリスティックモード解析を用いる．

17:10～18:00　懇親会・閉会の挨拶

受講申込み期間 †

2019年3月18日(月) ～ 2019年4月19日(金)
（先着順：満員になり次第締め切ります．期日前の申し込みは無効です．）

受講申し込み方法 †

申込みフォーム　申込受付を終了しました．多数のお申込をいただき，ありがとうございました．

問合せ先 †

アンテナ・伝搬チュートリアル特集講演会
担当幹事　深沢　徹（三菱電機）
E-mail: ap_ac-secretary(a)mail.ieice.org
（迷惑メール防止のため，@を(a)にしています．）

主催 †

電子情報通信学会　通信ソサイエティ　アンテナ伝搬チュートリアル特集講演会実行委員会

共催 †

アンテナ・伝播研究会（A･P）

宇宙・航行エレクトロニクス研究会（SANE）

衛星通信研究会（SAT）

無線通信研究会（RCS）

無線電力伝送研究会（WPT）

協賛 †

IEEE AP-S Tokyo Chapter

マイクロ波研究会（MW）