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2005年ソサイエティ大会 †シンポジウム講演「最新の移動体・端末用スマートアンテナ」 †
提案趣旨 †無線通信の高性能化や周波数利用効率向上のためにスマートアンテナ技術が着目され、既に実用化されている。これまでは、ビーム制御、カバレッジエリア最適化、干渉波除去などの機能を基地局側で実現するものが多かったが、近年では、無線通信システムの更なる高速伝送化に伴い、携帯端末や無線LAN端末、車などの移動体側に搭載するスマートアンテナの研究も盛んに行われている。例えば、端末側にスマートアンテナを搭載することによる干渉抑圧性能向上やエリア拡大、また、MIMO技術を適用することによる高速伝送化、更に、時速100kmを超えるような高速移動環境における良好な通信品質の実現などがあげられる。本シンポジウムでは、次世代移動通信や無線LAN、地上波デジタル放送などの無線システムにおいて、移動体や端末側に搭載するスマートアンテナに視点を置き、各種の研究課題やその解決方法について議論を行う。 開催報告 †近年、アンテナ技術者が最も注目しているスマートアンテナ技術の、端末への実装を目的とした研究成果として、
2005年総合大会 †シンポジウム講演「ブロードバンドワイヤレスにおける電波伝搬」 †
提案趣旨 †近年のワイヤレス・パーソナル通信の発展により、次世代の無線LANや携帯電話、通信放送融合型等のサービスの検討やUWBやMIMOといった新たなシステムの検討が盛んになってきている。これらの無線通信システムを設計するには、電波の伝搬特性を解明して性能評価に使える伝搬モデルを構築する必要がある。本シンポジウムは,このような背景を踏まえて,アンテナ・伝搬の研究者のみならずシステム設計の研究者が一同に会し,現状の課題及び今後の技術展望について多角的な討論を行うことを目的に提案するものである.なお、基礎境界ソサエティ・ワイドバンドシステム研究専門委員会(WBS)との共催で行う. 開催報告 †ブロードバンドワイヤレスに関する電波伝搬に関する論文を公募し、UWBやMIMOに関する伝搬特性の測定結果や理論検討、時空間測定による非正規反射特性の検討、さらにセルラ環境での多重波伝搬特性の検討等の幅広い最新の研究結果が発表されました。基礎検討となる伝搬メカニズムを対象にした発表からシステムに関する伝搬特性を対象にした発表まであり、60名を超える多くの方に参加して頂き、熱心な議論が展開されました.その目的が十分に達成されたと思います. |