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2001年ソサイエティ大会 †シンポジウム講演「高分解能到来方向推定とその応用」 †
提案趣旨 †近年,高分解能到来方向推定は伝搬解析の一手法に留まらず,レーダ,移動体通信,ITSなどのビーム形成のための要素技術として注目を集めている.特に,移動体通信などでは,多重到来波の数が多くなって互いに接近するだけではなく,さらに密集して角度広がりを持つようにして到来する場合が多い.この場合,到来波の到来方向のみならず,角度広がりの推定も必要となり,解決すべき問題も多い.本シンポジウムは,このような背景を踏まえて,高分解能到来方向推定とその応用における現状の課題及び今後の技術展望について,第一線で活躍している研究者による招待講演を含めて,多角的な討論を行うことを目的に提案するものである. 開催報告 †高分解能到来方向推定に関する最近の諸技術に関する論文を公募し,レーダ,移動体通信,ITSなどのにおける電波伝搬解析やビーム形成のための到来方向推定法の最新の研究成果が発表されました.80名を越える多くの方に参加していただき,熱心な議論が展開されました.その目的が十分達成されたと思います. 2001年総合大会 †シンポジウム講演「ITSにおけるアンテナ・伝搬の諸技術」 †
開催報告 †世の中で注目の高まっているITSを実現するため,要素技術としてアンテナ伝搬技術の果たす役割について議論を行う場としてシンポジウムを企画しました.各種のアプリケーションを実現するためのアンテナ伝搬技術の最新研究について講演依頼,公募を行いました.具体的には,ITS応用におけるアレイアンテナ信号処理技術(横国大河野先生),車々間通信におけるミリ波電波伝搬技術(CRL加藤氏),路車間通信に向けたアンテナ技術(TAO安永氏),車載ミリ波レーダにおけるアンテナ技術(豊田中研飯塚氏)に招待講演をしていただき,この他に一般講演として,ROFとの融合化技術,路車間通信用可変ビームアンテナ,ETCシステム用アンテナ,アンテナ伝搬シミュレーション技術などの講演があり,最新の研究報告に対する活発な議論が行われました.80名を越える参加者があり,シンポジウムの目的は十分達成されたと思います. |