講演名 2015-02-27
ダウンリンクMulti-User MIMO/OFDMにおける高速ビーム・フォーミング技術に関する研究(ネットワークプロセッサ,通信のための信号処理回路,無線LAN/PAN,一般)
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抄録(和) 近年、更なる高速・大容量の無線通信システムを実現するため、マルチユーザMIMO技術の研究開発が盛んに行っている。マルチユーザMIMOシステムのダウンリンク(基地局から各ユーザ端末への伝送)においては、通常、各ユーザ端末で他ユーザの干渉波を分離できないため、基地局ではマルチビームをウェイト制御することが重要である。先行研究として提案されているプリコーディング技術は、干渉成分が完全に除去できず、システムの性能が劣化する問題があった。また、ビーム・フォーミング技術として、重み係数を計算する手法としてSMI(sample matrix inversion)法が提案されているが、計算量が大きく、高速処理ができない問題がある。本研究ではマルチユーザMIMOのダウンリンクにおいてビーム・フォーミング技術として広く利用されているSMI法を改善し、低演算・高速処理が可能な新しいビーム・フォーミング法を提案する。提案法は、各ユーザの信号を分離し、共分散を計算することで、重み係数を決めず、各ユーザの信号分離の前に共分散を計算する共通共分散SMI法を提案する。提案共通共分散SMI法はSMI法と同じ演算量を持つが、重み係数をまとめて一回計算すればよいので、高速処理ができる。送信アンテナ4本の基地局から受信アレーアンテナ4本の移動端末4ユーザへ伝送することを想定し、シミュレーシュンを行い、従来手法と比較した結果、提案共通共分散SMI法は従来SMI法とくらべ優れたBER特性を実現することができ、その有効性を示すことができる。
抄録(英)
キーワード(和) OFDM / MU-MIMO / ビーム・フォーミング / SMI(sample matrix inversion) / プリコーディング
キーワード(英)
資料番号 CAS2014-133,CS2014-105
発行日

研究会情報
研究会 CS
開催期間 2015/2/19(から1日開催)
開催地(和)
開催地(英)
テーマ(和)
テーマ(英)
委員長氏名(和)
委員長氏名(英)
副委員長氏名(和)
副委員長氏名(英)
幹事氏名(和)
幹事氏名(英)
幹事補佐氏名(和)
幹事補佐氏名(英)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Communication Systems (CS)
本文の言語 JPN
タイトル(和) ダウンリンクMulti-User MIMO/OFDMにおける高速ビーム・フォーミング技術に関する研究(ネットワークプロセッサ,通信のための信号処理回路,無線LAN/PAN,一般)
サブタイトル(和)
タイトル(英)
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) OFDM
キーワード(2)(和/英) MU-MIMO
キーワード(3)(和/英) ビーム・フォーミング
キーワード(4)(和/英) SMI(sample matrix inversion)
キーワード(5)(和/英) プリコーディング
第 1 著者 氏名(和/英) / HaiYan TENG
第 1 著者 所属(和/英)
Graduate School of Engineering, Chiba University
発表年月日 2015-02-27
資料番号 CAS2014-133,CS2014-105
巻番号(vol) vol.114
号番号(no) 463
ページ範囲 pp.-
ページ数 4
発行日