| 講演名 | 2013-11-19 即時の把握と数え上げ処理を促進させる視聴覚相互作用(「マルチモーダル」,「感性情報処理」,「視知覚とその応用」及びヒューマン情報処理一般) 竹島 康博, 行場 次朗, |
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| 抄録(和) | 数量判断は基本的な認知機能の1つであるが,そこには複雑な処理過程が含まれている。これまでの研究では,3～4個までの数量に対しては即時の把握処理が,それ以上の数量に対しては数え上げ処理が行われることが明らかとなっている。数量判断の研究はこれまで単一感覚についての検討がほとんどであったが,処理の様々な段階での影響が報告されている多感覚統合の観点からの研究アプローチも可能であると考えられる。本研究では,聴覚刺激のピッチと視覚刺激の提示位置の対応を用い,視聴覚相互作用が数量判断に与える影響について検討を行った。その結果,ピッチの高低と提示位置の上下が一致している場合,数え上げ処理の反応が速くなり,また即時の把握の数量が増えることが示された。一方,視覚手がかりを用いて同様の注意誘導を行った場合には,数え上げ処理でのみ促進効果が見られた。本研究の結果とこれまでの知見を合わせることにより,即時の把握処理は完全な前注意過程の働きではないが,数え上げ処理とは異なる注意機能を反映していることが確認された。また,視覚手がかりを用いた注意誘導では即時の把握処理に関連する注意機能には影響を与えないが,聴覚刺激はそのような影響を与えることが可能であることが示唆された。 |
| 抄録(英) | Numerosity judgment, which is one of fundamental cognitive function, includes various processes. The previous studies indicate that there are two processes in numerosity judgments. One is the subitizing process for up to three or four items and counting process for over three or four items. The effects of multisensory integration on such counting processes have not been examined yet, while it has been reported that multisensory integration affects the perceptual and cognitive processing in various stages. Therefore, the present study examined the effects of audio-visual interaction on numerosity judgment using the correspondence between auditory pitch and visual elevation. The results indicated that audio-visual interaction facilitated the subitizing and the counting process. However, visual attention facilitated only the counting process. Thus, the subitizing would reflect different attentional functions from the counting process, while the subitizing might not be completely pre-attentive process. The results also indicated that auditory stimuli could affect both processes of numerosity judgment. |
| キーワード(和) | 視聴覚相互作用 / 数量判断 / 即時の把握 / 数え上げ / 注意 |
| キーワード(英) | Audio-visual interaction / Numerosity judgment / Subitizing / Counting / Attention |
| 資料番号 | HIP2013-66 |
| 発行日 |
| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
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| 開催期間 | 2013/11/12(から1日開催) |
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| テーマ（和） | |
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| 委員長氏名（和） | |
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| 副委員長氏名（英） | |
| 幹事氏名（和） | |
| 幹事氏名（英） | |
| 幹事補佐氏名（和） | |
| 幹事補佐氏名（英） | |
| 講演論文情報詳細 | |
| 申込み研究会 | Human Information Processing (HIP) |
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| 本文の言語 | JPN |
| タイトル（和） | 即時の把握と数え上げ処理を促進させる視聴覚相互作用(「マルチモーダル」,「感性情報処理」,「視知覚とその応用」及びヒューマン情報処理一般) |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Audio-visual interaction facilitates subitizing and counting processes |
| サブタイトル（和） | |
| キーワード(1)（和/英） | 視聴覚相互作用 / Audio-visual interaction |
| キーワード(2)（和/英） | 数量判断 / Numerosity judgment |
| キーワード(3)（和/英） | 即時の把握 / Subitizing |
| キーワード(4)（和/英） | 数え上げ / Counting |
| キーワード(5)（和/英） | 注意 / Attention |
| 第 1 著者 氏名（和/英） | 竹島 康博 / Yasuhiro TAKESHIMA |
| 第 1 著者 所属（和/英） | 東北大学大学院文学研究科:日本学術振興会 Graduate School of Arts and Letters, Tohoku University:Japan Society for the Promotion of Science |
| 第 2 著者 氏名（和/英） | 行場 次朗 / Jiro GYOBA |
| 第 2 著者 所属（和/英） | 東北大学大学院文学研究科 Graduate School of Arts and Letters, Tohoku University |
| 発表年月日 | 2013-11-19 |
| 資料番号 | HIP2013-66 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | 299 |
| ページ範囲 | pp.- |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | |