| 講演名 | 2012/5/10 バッテリレス・システム実現に向けた不揮発主記憶システムの検討(ユビキタスデバイス,フレッシュマン・セッション,ユビキタス・センサネットワーク,ユビキタス・システム,アドホックネットワーク) 大村 廉, 内門 裕紀, |
|---|---|
| PDFダウンロードページ | PDFダウンロードページへ |
| 抄録(和) | 本稿では,2次電池を用いることなく,不安定な電源下でもユーザにストレスを与えずに動作する計算機システムを目指し,システムが不意の電源切断に面した状況においても,電源切断時の状態を高速に保存/復帰するシステムの実現に対する取組について述べる.本研究は低オーバヘッド化のため,主記憶がFeRAMやMRAMといった高速な不揮発メモリで構成されることを前提とし,システムを構成するCPU,主記憶,周辺デバイスについて一貫性を維持する状態の保存/復元を行うアプローチをとる.まず,分散システム(メッセージ・パッシングシステム)のアナロジーから導かれる一貫性維持のための要求事項について述べる.そして,オペレーティングシステムおよびデバイスドライバの改変によって要求事項を実現する手法について述べる.ソフトウェアによる手法を実用的なアプリケーション動作で評価した結果では,UARTおよびEthernetを用いた場合におけるオーバヘッドは多くともそれぞれ約0.2%,1.5%程度であり,十分に低オーバヘッドでの実行状態の保存が実現できた.また,更なる低オーバヘッド化のため,現在取組中であるハードウェアによるサポート手法について述べる. |
| 抄録(英) | This paper illustrates a study to achieve a useful computer system that can recover the running state with no battery unit between unpredictable power failures of unstable power supply . This study assumes the usage of fast non-volatile memories as the system's main memory for decreasing overhead and takes an approach to store and recover the consistent state of system components consisting of the CPU, main memory and peripheral devices. First, the requirements to store and recover the system consistent state are illustrated based on the analogy of consistency of distributed (message-passing) systems. The methods to satisfy the requirements with the modification of the device driver and operating system are described. Evaluations with practical applications showed that the software-based methods have at most 0.2% or 0.5% overhead and store of running state can be done with low overhead. Additionally, a hardware support to reduce overhead still more, which is our work in progress, is illustrated. |
| キーワード(和) | パーシステント・システム / 不揮発メモリ / オペレーティングシステム / ハードウェア・サポート |
| キーワード(英) | Persistent Systems / Non-volatile memory / Operating Systems / CPU Architecture / Hardware Support |
| 資料番号 | Vol.2012-UBI-34 No.6 |
| 発行日 |
| 研究会情報 | |
| 研究会 | USN |
|---|---|
| 開催期間 | 2012/5/10(から1日開催) |
| 開催地（和） | |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | |
| テーマ（英） | |
| 委員長氏名（和） | |
| 委員長氏名（英） | |
| 副委員長氏名（和） | |
| 副委員長氏名（英） | |
| 幹事氏名（和） | |
| 幹事氏名（英） | |
| 幹事補佐氏名（和） | |
| 幹事補佐氏名（英） | |
| 講演論文情報詳細 | |
| 申込み研究会 | Ubiquitous and Sensor Networks(USN) |
|---|---|
| 本文の言語 | JPN |
| タイトル（和） | バッテリレス・システム実現に向けた不揮発主記憶システムの検討(ユビキタスデバイス,フレッシュマン・セッション,ユビキタス・センサネットワーク,ユビキタス・システム,アドホックネットワーク) |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | An Examination on A Non-volatile Main Memory System for EnablingBattery-less Systems |
| サブタイトル（和） | |
| キーワード(1)（和/英） | パーシステント・システム / Persistent Systems |
| キーワード(2)（和/英） | 不揮発メモリ / Non-volatile memory |
| キーワード(3)（和/英） | オペレーティングシステム / Operating Systems |
| キーワード(4)（和/英） | ハードウェア・サポート / CPU Architecture |
| 第 1 著者 氏名（和/英） | 大村 廉 / REN OHMURA |
| 第 1 著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 Toyohashi University of Technology |
| 第 2 著者 氏名（和/英） | 内門 裕紀 / YUKI UCHIKADO |
| 第 2 著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 Toyohashi University of Technology |
| 発表年月日 | 2012/5/10 |
| 資料番号 | Vol.2012-UBI-34 No.6 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | 31 |
| ページ範囲 | pp.- |
| ページ数 | 8 |
| 発行日 | |