講演名 | 2012/1/12 仮想リオーダ・バッファ方式におけるロード/ストア・キューの単純化(プロセッサ・アーキテクチャ,集積回路とアーキテクチャの協創~ノーマリオフコンピューティングによる低消費電力化への挑戦~) 稲垣 貴範, 塩谷 亮太, 安藤 秀樹, |
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抄録(和) | データ・プリフェッチを実現する方法の1つに命令の先行実行がある.過去に我々は,単一スレッド環境で命令の先行実行を実現する手法として仮想リオーダ・バッファ(VROB:virtual reorder buffer)方式を提案した.この手法を用いれば,多くのロード命令のレイテンシが短縮され,大きな性能向上を達成できることを示した.しかし,VROB方式ではプロセッサ内に多くの先行実行命令を保持する必要があるため,素朴な実装では重要な資源(リオーダ・バッファ,レジスタ・ファイル,発行キュー,ロード/ストア・キュー(LSQ:load/store queue))のサイズを大きくする必要があり,クロック・サイクル時間に悪影響を与える.過去の研究では,この問題について,LSQ以外では解決されていたが,LSQだけは解決されていなかった.本論文では,先行実行ロードに対するin-flightストアへの依存を無視することにより,先行実行のために必要であったLSQを削除し,クロック・サイクル時間への悪影響を除去することを提案する.メモリ・インテンシブなプログラムが多いSPECfp2000ベンチマークを用いて評価を行った結果,十分に大きなLSQを持ち,正しく依存を守る場合に比べ,性能低下をわずか1%に抑えられることがわかった. |
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キーワード(和) | |
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資料番号 | |
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研究会情報 | |
研究会 | ICD |
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開催期間 | 2012/1/12(から1日開催) |
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幹事補佐氏名(和) | |
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講演論文情報詳細 | |
申込み研究会 | Integrated Circuits and Devices (ICD) |
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本文の言語 | JPN |
タイトル(和) | 仮想リオーダ・バッファ方式におけるロード/ストア・キューの単純化(プロセッサ・アーキテクチャ,集積回路とアーキテクチャの協創~ノーマリオフコンピューティングによる低消費電力化への挑戦~) |
サブタイトル(和) | |
タイトル(英) | |
サブタイトル(和) | |
キーワード(1)(和/英) | |
第 1 著者 氏名(和/英) | 稲垣 貴範 |
第 1 著者 所属(和/英) | 名古屋大学大学院工学研究科 Graduate School of Engineering, Nagoya University |
第 2 著者 氏名(和/英) | 塩谷 亮太 |
第 2 著者 所属(和/英) | 名古屋大学大学院工学研究科 Graduate School of Engineering, Nagoya University |
第 3 著者 氏名(和/英) | 安藤 秀樹 |
第 3 著者 所属(和/英) | 名古屋大学大学院工学研究科 Graduate School of Engineering, Nagoya University |
発表年月日 | 2012/1/12 |
資料番号 | |
巻番号(vol) | vol.111 |
号番号(no) | 388 |
ページ範囲 | pp.- |
ページ数 | 9 |
発行日 |