講演名 | 2010-08-06 高齢者にも聞きやすい放送番組の音量バランス客観評価技術 : 聴取音量の影響による高齢者が知覚する放送番組背景音の大きさについて 小森 智康, 都木 徹, 黒住 幸一, 庄田 清武, 村川 一広, |
---|---|
PDFダウンロードページ | PDFダウンロードページへ |
抄録(和) | 高齢者にとって,放送番組のナレーションが背景音(BGM:Background Musicや効果音)の影響で聞き取りにくい場合がある.そのため,NHKでは高齢者に聞き取りやすい放送音声サービスを目指し,高齢者に適した番組背景音の大きさを客観評価する装置の開発を進めている.本研究では,先ずテレビの聴取音量と背景音の大きさの関係を調査するため,高齢者による主観評価実験を実施した.結果の解析には,人が感じる音の大きさを表す"ラウドネスレベル"の推定値を用いた.聴取音量が比較的大きい場合,背景音がナレーションより小さくてもその差が6phon未満の条件,また,背景音だけの部分では平均的なナレーションの大きさに比べて2.5phon以上大きい条件で,高齢者は背景音を大きすぎると感じていることを確認した.次に,これらの知見を用いて,高齢者にとっての背景音バランスの状態を7段階に色分けしてメータ表示する客観評価装置を試作した.同装置は,高齢者の聞き取りづらさを一般の人が体験できる信号処理機能も具備している.本稿では,主観評価実験および評価装置の詳細について述べるとともに,同装置を放送局で試験的に検証した結果についても報告する. |
抄録(英) | |
キーワード(和) | ラウドネスレベル / 高齢者 / 番組音声 / 主観評価 |
キーワード(英) | |
資料番号 | WIT2010-24 |
発行日 |
研究会情報 | |
研究会 | WIT |
---|---|
開催期間 | 2010/7/29(から1日開催) |
開催地(和) | |
開催地(英) | |
テーマ(和) | |
テーマ(英) | |
委員長氏名(和) | |
委員長氏名(英) | |
副委員長氏名(和) | |
副委員長氏名(英) | |
幹事氏名(和) | |
幹事氏名(英) | |
幹事補佐氏名(和) | |
幹事補佐氏名(英) |
講演論文情報詳細 | |
申込み研究会 | Well-being Information Technology(WIT) |
---|---|
本文の言語 | JPN |
タイトル(和) | 高齢者にも聞きやすい放送番組の音量バランス客観評価技術 : 聴取音量の影響による高齢者が知覚する放送番組背景音の大きさについて |
サブタイトル(和) | |
タイトル(英) | An Objective Evaluation Method of Appropriate Broadcasting Sound Balance for Elderly Listeners |
サブタイトル(和) | |
キーワード(1)(和/英) | ラウドネスレベル |
キーワード(2)(和/英) | 高齢者 |
キーワード(3)(和/英) | 番組音声 |
キーワード(4)(和/英) | 主観評価 |
第 1 著者 氏名(和/英) | 小森 智康 / Tomoyasu KOMORI |
第 1 著者 所属(和/英) | NHK放送技術研究所 NHK Science and Technical Research Laboratories |
第 2 著者 氏名(和/英) | 都木 徹 / Tohru TAKAGI |
第 2 著者 所属(和/英) | NHK放送技術研究所 NHK Science and Technical Research Laboratories |
第 3 著者 氏名(和/英) | 黒住 幸一 / Koichi KUROZUMI |
第 3 著者 所属(和/英) | NHKエンジニアリングサービス NHK Engineering Service, INC |
第 4 著者 氏名(和/英) | 庄田 清武 / Kiyotake SHODA |
第 4 著者 所属(和/英) | NHK盛岡放送局 NHK Morioka |
第 5 著者 氏名(和/英) | 村川 一広 / Kazuhiro MURAKAWA |
第 5 著者 所属(和/英) | ヤマキ電気 Yamaki Electric Corporation |
発表年月日 | 2010-08-06 |
資料番号 | WIT2010-24 |
巻番号(vol) | vol.110 |
号番号(no) | 164 |
ページ範囲 | pp.- |
ページ数 | 6 |
発行日 |