| 講演名 | 2005-07-14 iSCSIネットワークストレージにおけるファイルアクセス性能に関する考察(ストレージ2, 夏のデータベースワークショップ2005) 山口 実靖, 小口 正人, 喜連川 優, |
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| 抄録(和) | FC(Fibre Channel)を用いる現世代のSANの欠点を克服するSANとして, TCP/IP, Ethernet, iSCSIを用いるIP-SANが期待を集めている.IP-SANはFCを用いるSANより性能が劣るとの欠点も指摘されているが, そのプロトコルスタックが複雑な多段構成となっており振る舞いの把握が困難であり, 性能向上の実現が容易でない.そこで我々はIP-SANの全層を統合的に観察可能であるIP-SANトレースシステムを提案し, ファイルシステム等を扱えないながら簡易実装を作成し, その有効性を示した.本稿では, さらにファイルシステムの振る舞いの観察もできる解析システムを提案し, その実装の紹介を行う.そして, iSCSIストレージ上のファイルシステムにおけるファイルアクセス性能を計測し紹介する.計測の結果, iSCSIネットワークストレージにおいてはジャーナリングの有無が性能に対して非常に大きな影響を与えることや, ジャーナリングを行わない場合はネットワーク遅延時間やファイルへのデータ書き込みの負荷はファイルシステム実装により効果的に隠蔽され性能への影響が軽減されていることや, ジャーナル使用時はファイルへのデータ書き込み負荷が性能に大きな影響与えることが分かった. |
| 抄録(英) | IP-SAN and iSCSI are expected to remedy the problems of Fibre Channel-based SAN. iSCSI has a structure of multilayer protocols. A typical configuration of the protocols to realize this system is as follows : SCSI over iSCSI over TCP/IP over Ethernet. Thus, in order to improve the performance of the system, it is necessary to precisely analyze the complicated behavior of each layer. We proposed an IP-SAN analysis tool that monitors each of these layers, and constructed the first implementation which could not support file systems but support only raw devices. In this paper, we propose an integrated trace system which can also monitor behaviors of file systems, and introduce the implementation of the proposed system. In addition, we present the measured file access performances on the iSCSI network storage. It is obtained that network latency and file sizes do not have very large impact on file access performances in the case of not using the journaling system. On the other hand, the sizes of files have large impact on the performances in the case of using the journaling system. |
| キーワード(和) | ファイルシステム |
| キーワード(英) | IP-SAN / iSCSI / File System |
| 資料番号 | DE2005-105 |
| 発行日 |
| 研究会情報 | |
| 研究会 | DE |
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| 開催期間 | 2005/7/7(から1日開催) |
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| テーマ（和） | |
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| 委員長氏名（和） | |
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| 幹事氏名（和） | |
| 幹事氏名（英） | |
| 幹事補佐氏名（和） | |
| 幹事補佐氏名（英） | |
| 講演論文情報詳細 | |
| 申込み研究会 | Data Engineering (DE) |
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| 本文の言語 | JPN |
| タイトル（和） | iSCSIネットワークストレージにおけるファイルアクセス性能に関する考察(ストレージ2, 夏のデータベースワークショップ2005) |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | File Access Performance on iSCSI Network Storage |
| サブタイトル（和） | |
| キーワード(1)（和/英） | ファイルシステム / IP-SAN |
| 第 1 著者 氏名（和/英） | 山口 実靖 / Saneyasu YAMAGUCHI |
| 第 1 著者 所属（和/英） | 東京大学生産技術研究所 Institute of Industrial Science, University of Tokyo |
| 第 2 著者 氏名（和/英） | 小口 正人 / Masato OGUCHI |
| 第 2 著者 所属（和/英） | お茶の水女子大学理学部情報科学科 Department of Information Sciences, Faculty of Science, Ochanomizu University |
| 第 3 著者 氏名（和/英） | 喜連川 優 / Masaru KITSUREGAWA |
| 第 3 著者 所属（和/英） | 東京大学生産技術研究所 Institute of Industrial Science, University of Tokyo |
| 発表年月日 | 2005-07-14 |
| 資料番号 | DE2005-105 |
| 巻番号（vol） | vol.105 |
| 号番号（no） | 172 |
| ページ範囲 | pp.- |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | |