講演名 1994/3/14
所与の係数ビットをもつ合成または解析フィルタを用いるn次元フィルタバンクの設計
木田 拓郎,
PDFダウンロードページ PDFダウンロードページへ
抄録(和) フィルタバンクを構成する合成フィルタまたは解析フィルタのどちらか一方を与えて、他方のフィルタを最適に設計する理論について述べている。まず、ある信号集合の中で入力信号を取り替えたと考え、このとき得られる入力信号とフィルタバンクの出力信号との差の絶対値の上限を近似誤差の尺度としている。これは入力信号を原信号と考え出力信号をその近似信号と見なしたときの、近似誤差の最悪値の評価式であると考えられる。このとき、所与の係数ビットをもつFIRフィルタが合成または解析フィルタとして初めに与えられたとき、これに応じて上記の尺度を最小にする他方のフィルタを求める理論的手段を確立している。解析フィルタを通過した信号の標本値は線形量子化されるとしており、この条件の下に上記の尺度の具体的な公式を示している。また、この尺度を最小とする合成フィルタのインパルス応答を示している。さらに、量子化された標本値を用いる拡張された内挿近似に関するある種の可逆定理を証明して、上記の合成フィルタが解析フィルタとしてもある形式の最適性を失うことなく使用できることを示している。
抄録(英) We present a systematic theory for designing the optimum subband interpolatory approximation system using the given synthesis filter bank with the prescribed coefficient bit length.The set of signals treated in this paper is a family of n-dimensional signals which are not necessarily band-limited.Since the synthesis filter bank is given firstly,it is possible to consider that the theory corresponds to a favorable reciprocal solution to ordinary interpolation approximations where analysis filter banks are prescribed firstly.
キーワード(和) 最適内挿近似 / 標本化 / フィルタバンク / 量子化
キーワード(英) optimum intrpolation / sampling / filter bank / quantization
資料番号 CAS93-108,CS93-182,DSP93-106
発行日

研究会情報
研究会 CAS
開催期間 1994/3/14(から1日開催)
開催地(和)
開催地(英)
テーマ(和)
テーマ(英)
委員長氏名(和)
委員長氏名(英)
副委員長氏名(和)
副委員長氏名(英)
幹事氏名(和)
幹事氏名(英)
幹事補佐氏名(和)
幹事補佐氏名(英)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Circuits and Systems (CAS)
本文の言語 ENG
タイトル(和) 所与の係数ビットをもつ合成または解析フィルタを用いるn次元フィルタバンクの設計
サブタイトル(和)
タイトル(英) DESIGN OF n-DIMENTIONAL FILTER BANKS USING SYNTHESIS OR ANALYSIS FILTERS WITH THE GIVEN COEFFIFCIENT BIT RATE
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) 最適内挿近似 / optimum intrpolation
キーワード(2)(和/英) 標本化 / sampling
キーワード(3)(和/英) フィルタバンク / filter bank
キーワード(4)(和/英) 量子化 / quantization
第 1 著者 氏名(和/英) 木田 拓郎 / Takuro Kida
第 1 著者 所属(和/英) 東京工業大学大学院理工学研究科情報処理専攻
Department of Information Processing,Interdisciplinary Graduate School of Science and Engineering,Tokyo Institute of Technology
発表年月日 1994/3/14
資料番号 CAS93-108,CS93-182,DSP93-106
巻番号(vol) vol.93
号番号(no) 509
ページ範囲 pp.-
ページ数 8
発行日