講演名	1998/5/29 有機単分子膜の誘電率の理論解析 呉 晨旭, 岩本 光正,
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抄録(和)	筆者らは今迄に有機単分子膜の誘電率性質を明らかとするため、単分子膜の誘電率に関する理論解析を進めてきた。そして、これまでに見かけの誘電率がε_s=μS_0/m_zで記述できることを示した。ここで、μは分子の双極子能率、S_0はゼロ相互作用のオーダパラメータ、m_zは分子の実効的な双極子能率である。今回、さらに理論的な解析を進め、平均場理論で内部電界と誘電異方性の両者を考慮すると、一般的な単分子膜の微分比誘電率が分子配向を示すオーダーパラメータで記述できることが分かった。また、単分子膜の分子占有面積が小さくなると、微分比誘電率が次第に小さくなる傾向があることが見出された。これは分子が動ける空間が圧縮とともに小さくなることに対応している。
抄録(英)	A differential dielectric constant for monolayer films is defined and discussed in orientational orders. The relationship between the differential dielectric constant and the dielectric anisotropy is also examined. The calculation result shows that the additional dielectric constant due to the orientational effect decreases as the molecular area decreases.
キーワード(和)	微分比誘電率 / 誘電異方性 / 電子分極率 / 分子配置
キーワード(英)	differiential dielectric constant / dielectric anisotropy / electronic polarizability / molecular configuration
資料番号
発行日

研究会情報
研究会	OME
開催期間	1998/5/29(から1日開催)
開催地（和）
開催地（英）
テーマ（和）
テーマ（英）
委員長氏名（和）
委員長氏名（英）
副委員長氏名（和）
副委員長氏名（英）
幹事氏名（和）
幹事氏名（英）
幹事補佐氏名（和）
幹事補佐氏名（英）

講演論文情報詳細
申込み研究会	Organic Material Electronics (OME)
本文の言語	JPN
タイトル（和）	有機単分子膜の誘電率の理論解析
サブタイトル（和）
タイトル（英）	Analysis of differential dielectric constant for monolayer films
サブタイトル（和）
キーワード(1)（和/英）	微分比誘電率 / differiential dielectric constant
キーワード(2)（和/英）	誘電異方性 / dielectric anisotropy
キーワード(3)（和/英）	電子分極率 / electronic polarizability
キーワード(4)（和/英）	分子配置 / molecular configuration
第 1 著者 氏名（和/英）	呉 晨旭 / Chen-Xu Wu
第 1 著者 所属（和/英）	東京工業大学工学部電子物理工学科 Department of Physical Electronics, Tokyo Institute of Technology
第 2 著者 氏名（和/英）	岩本 光正 / Mitsumasa Iwamoto
第 2 著者 所属（和/英）	東京工業大学工学部電子物理工学科 Department of Physical Electronics, Tokyo Institute of Technology
発表年月日	1998/5/29
資料番号
巻番号（vol）	vol.98
号番号（no）	92
ページ範囲	pp.-
ページ数	7
発行日