| 講演名 | 1996/12/21 強電界の生体作用機序に関する基礎的検討(その3) : 諸種パラメータに対する電界感知閾値変化の可能性 坂本 将樹, 小田切 久恵, 三澤 顕次, 有澤 準二, 清水 孝一, |
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| 抄録(和) | ELF電界の生体影響を定量的に評価するため、安全基準の中心となる電界感知閾値について、実際の人体を対象に基礎的検討を行った。まず電界の生体作用の機序を理論的・実験的に調べ、電界の交流・直流の違いによる感知閾値の変化を解析した。その結果、ヒ卜の電界感知の機序としては、体毛の動きによる体表刺激が支配的であること、また交流電界の方が直流電界に比べ感知閾値が低くなることなどが確かめられた。これらの結果に基づき、電界感知閾値の個人差の原因について詳しい解析を行った。これまで電界感知については、電流刺激の場合とは逆に男性の方が女性より閾値が低いと思われてきた。実験的解析の結果、この個人差は男女差というよりは体毛状態の違いに起因することがわかった。また体毛状態が同じ場合には、女性の閾値の方が低くなる可能性も認められた。次に別の個人差の要因として、被験者の心理状態の影響について検討を行った。その結果、電界感知の経験の有無や電界の体表刺激についての知識・情報の有無によっても、感知閾値が変化することが明らかとなった。ただしこれらの変化の幅は、以前に明らかにした相対湿度変化に伴う感知閾値変化の幅に比べると、はるかに小さいものであった。 |
| 抄録(英) | Fundamental study has been conducted on the biological effects of ELF(Extremely Low Frequency) electric field. A perception threshold was measured with human subjects and the results were analyzed. The perception threshold was lower in an AC field exposure than in a DC field exposure. One of the causes of individual difference in the threshold was found to be the difference in the physical conditions of body hair. The psychological conditions of a subject were forced to be changed by giving different amount of information on the field exposure. The threshold was also dependent on the psychological conditions. However, these variances in the threshold were far smaller than the variance caused by the change in relative humidity. |
| キーワード(和) | 人体影響 / 交流・直流電界 / 安全基準 / 感知閾値 / 生体電磁工学 |
| キーワード(英) | Human effect / AC & DC electric field / Safety standard / Detection threshold / Electromagnetic compatibility |
| 資料番号 | EMCJ96-52 |
| 発行日 |
| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMCJ |
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| 開催期間 | 1996/12/21(から1日開催) |
| 開催地（和） | |
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| テーマ（和） | |
| テーマ（英） | |
| 委員長氏名（和） | |
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| 副委員長氏名（和） | |
| 副委員長氏名（英） | |
| 幹事氏名（和） | |
| 幹事氏名（英） | |
| 幹事補佐氏名（和） | |
| 幹事補佐氏名（英） | |
| 講演論文情報詳細 | |
| 申込み研究会 | Electromagnetic Compatibility (EMCJ) |
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| 本文の言語 | JPN |
| タイトル（和） | 強電界の生体作用機序に関する基礎的検討(その3) : 諸種パラメータに対する電界感知閾値変化の可能性 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Fundamental Study on Biological Effects of Strong Electric Field (part 3) : Dependence of Detection Threshold on Different Parameters |
| サブタイトル（和） | |
| キーワード(1)（和/英） | 人体影響 / Human effect |
| キーワード(2)（和/英） | 交流・直流電界 / AC & DC electric field |
| キーワード(3)（和/英） | 安全基準 / Safety standard |
| キーワード(4)（和/英） | 感知閾値 / Detection threshold |
| キーワード(5)（和/英） | 生体電磁工学 / Electromagnetic compatibility |
| 第 1 著者 氏名（和/英） | 坂本 将樹 / Masaki SAKAMOTO |
| 第 1 著者 所属（和/英） | 北海道工業大学 Hokkaido Institute of Technology |
| 第 2 著者 氏名（和/英） | 小田切 久恵 / Hisae ODAGIRI |
| 第 2 著者 所属（和/英） | 北海道工業大学 Hokkaido Institute of Technology |
| 第 3 著者 氏名（和/英） | 三澤 顕次 / Kenji MISAWA |
| 第 3 著者 所属（和/英） | 北海道工業大学 Hokkaido Institute of Technology |
| 第 4 著者 氏名（和/英） | 有澤 準二 / Junji ARIASAWA |
| 第 4 著者 所属（和/英） | 北海道工業大学 Hokkaido Institute of Technology |
| 第 5 著者 氏名（和/英） | 清水 孝一 / Koichi SHIMIZU |
| 第 5 著者 所属（和/英） | 北海道大学・工学部 Faculty of Engineering, Hokkaido University |
| 発表年月日 | 1996/12/21 |
| 資料番号 | EMCJ96-52 |
| 巻番号（vol） | vol.96 |
| 号番号（no） | 441 |
| ページ範囲 | pp.- |
| ページ数 | 8 |
| 発行日 | |