| 講演名 | 2003/7/25 マルチエージェントパフォーマンス制御に於ける相転移の役割(「21世紀の知識情報科学に向けて」,及び一般) 原田 耕治, 木下 哲男, 白鳥 則郎, |
|---|---|
| PDFダウンロードページ | PDFダウンロードページへ |
| 抄録(和) | マルチエージェントシステムは、多数のエージェントが互いに相互作用することで動的に構成された集合的システムであり、他の集合的システムとしては、磁性体から脳システム、生態系に至るまでさまざまなものが存在する。また集合的システム全般が示す興味深い集合的特性の一つとして、"相転移"が知られている。本研究は、情報の時間遅延がマルチエージェントのパフォーマンスを"連続的"または"不連続的"に変化させることを示し、その特異な現象が相転移であることを明らかにする。またそこでパフォーマンスの急激な変化を誘起する原因は、力学的分岐により新たに創発したエージェント集団のマクロ運動にあることを示す。さらに、相転移に特異な履歴現象について議論する。具体的には、パフォーマンスの値がパラメータの値からは一意的に決まらず、我々がパラメータをいかに操作したか、という"操作の歴史"に依存してしまうことを示し、パフォーマンス制御を実行する際の新たな調整要素として操作の歴史を考慮する必要があることを明らかにする。 |
| 抄録(英) | This study demonstrates that time delay on information induces dramatic changes in a multi-agent performance, the specific phenomenon is the so-called "phase transition phenomenon". This result deserves attention in view of dynamic regulation in multi-agent performance, because it clarifies that the emergence of phase transition involves improvement of multi-agent system performance. More importantly, a "hysteresis" property that is peculiar to the phase transition offers us a new insight that not only a parameter value but also how the parameter is manipulated, "history in parameter manipulation", constitute decision-makers for system performance. |
| キーワード(和) | マルチエージェント / 相転移 / 力学系 / 時間遅延 / 情報信頼度 |
| キーワード(英) | Multi-Agent / Phase Transition / Dynamical Systems / Time Delay / Info-reliability |
| 資料番号 | AI2003-22 |
| 発行日 |
| 研究会情報 | |
| 研究会 | AI |
|---|---|
| 開催期間 | 2003/7/25(から1日開催) |
| 開催地（和） | |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | |
| テーマ（英） | |
| 委員長氏名（和） | |
| 委員長氏名（英） | |
| 副委員長氏名（和） | |
| 副委員長氏名（英） | |
| 幹事氏名（和） | |
| 幹事氏名（英） | |
| 幹事補佐氏名（和） | |
| 幹事補佐氏名（英） | |
| 講演論文情報詳細 | |
| 申込み研究会 | Artificial Intelligence and Knowledge-Based Processing (AI) |
|---|---|
| 本文の言語 | JPN |
| タイトル（和） | マルチエージェントパフォーマンス制御に於ける相転移の役割(「21世紀の知識情報科学に向けて」,及び一般) |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | The Roles of Phase Transition in Multi-Agent Performance Regulation |
| サブタイトル（和） | |
| キーワード(1)（和/英） | マルチエージェント / Multi-Agent |
| キーワード(2)（和/英） | 相転移 / Phase Transition |
| キーワード(3)（和/英） | 力学系 / Dynamical Systems |
| キーワード(4)（和/英） | 時間遅延 / Time Delay |
| キーワード(5)（和/英） | 情報信頼度 / Info-reliability |
| 第 1 著者 氏名（和/英） | 原田 耕治 / Kouji HARADA |
| 第 1 著者 所属（和/英） | 東北大学電気通信研究所 Research Institute of Electrical Communication, Tohoku University |
| 第 2 著者 氏名（和/英） | 木下 哲男 / Tetsuo KINOSHITA |
| 第 2 著者 所属（和/英） | 東北大学情報シナジーセンター Information Synergy Center, Tohoku University |
| 第 3 著者 氏名（和/英） | 白鳥 則郎 / Norio SHIRATORI |
| 第 3 著者 所属（和/英） | 東北大学電気通信研究所 Research Institute of Electrical Communication, Tohoku University |
| 発表年月日 | 2003/7/25 |
| 資料番号 | AI2003-22 |
| 巻番号（vol） | vol.103 |
| 号番号（no） | 244 |
| ページ範囲 | pp.- |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | |