講演名 | 2018-06-15 GPUを用いたブロックチェーンキャッシングによる取引の異常検知 森島 信(慶大), 松谷 宏紀(慶大), |
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抄録(和) | ブロックチェーンは、暗号通貨ビットコインで提案されたP2Pネットワークで構成される分散型台帳システムであり、国際送金、個人間取引、資産の保全等幅広い用途に用いられている。ブロックチェーンでは、仮に取引の作成者であっても変更や削除ができないという性質によって改竄耐性が高められているが、この性質は、誤取引や秘密鍵の盗難などによって作成された不正取引を後から修正出来ないという問題点にもなる。この問題点により、一度盗難等の不正取引が発生した場合、その被害が拡大しやすく、承認前に取引を修正する等の対策を取り、被害を抑える必要がある。そのためには、高速に不正取引を検知する必要がある。しかし、ブロックチェーンにおいて異常を検知するためには様々な特徴量を用いて検知を繰り返す必要があるため、特徴量抽出がオーバーヘッドとなり、高速な異常検知が困難である。そこで、本論文では、並列計算性能に優れるGPUを用いて特徴量の抽出に必要な取引情報をキャッシュし、GPU内で特徴量抽出と異常検知双方を行うことで、様々な特徴量を用いる異常検知を高速化することを提案する。提案手法により、計算量の大きい条件付きの特徴によるKmeans法を用いた異常検知で、利用者数100万、取引数1億の時にCPU処理の37.1倍、異常検知のみをGPUで行う手法の16.1倍の高速化を実現した。 |
抄録(英) | |
キーワード(和) | GPU / ブロックチェーン / 異常検知 |
キーワード(英) | GPU / Blockchain / Anomaly detection |
資料番号 | CPSY2018-12,DC2018-12 |
発行日 | 2018-06-07 (CPSY, DC) |
研究会情報 | |
研究会 | CPSY / DC / IPSJ-ARC |
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開催期間 | 2018/6/14(から2日開催) |
開催地(和) | たかみや瑠璃倶楽リゾート(山形市蔵王温泉) |
開催地(英) | Takamiya Rurikura Resort |
テーマ(和) | HotSPA2018: ディペンダブルコンピューティングシステムおよび一般 |
テーマ(英) | Dependable Computing Systems, etc. (HotSPA2018) |
委員長氏名(和) | 中野 浩嗣(広島大) / 福本 聡(首都大東京) / 五島 正裕(NII) |
委員長氏名(英) | Koji Nakano(Hiroshima Univ.) / Satoshi Fukumoto(Tokyo Metropolitan Univ.) / Masahiro Goshima(NII) |
副委員長氏名(和) | 入江 英嗣(東大) / 三吉 貴史(富士通研) / 高橋 寛(愛媛大) |
副委員長氏名(英) | Hidetsugu Irie(Univ. of Tokyo) / Takashi Miyoshi(Fujitsu) / Hiroshi Takahashi(Ehime Univ.) |
幹事氏名(和) | 大川 猛(宇都宮大) / 高前田 伸也(北大) / 金子 晴彦(東工大) / 新井 雅之(日大) / 小野 貴継(九大) / 近藤 正章(東大) / 長谷川 揚平(東芝) / 塩谷 亮太(名大) |
幹事氏名(英) | Takeshi Ohkawa(Utsunomiya Univ.) / Shinya Takameda(Hokkaido Univ.) / Haruhiko Kaneko(Tokyo Inst. of Tech.) / Masayuki Arai(Nihon Univ.) / Takatsugu Ono(Kyushu Univ.) / Masaaki Kondo(Univ. of Tokyo) / Yohei Hasegawa(Toshiba) / Ryota Shioya(Nagoya Univ.) |
幹事補佐氏名(和) | 伊藤 靖朗(広島大) / 津邑 公暁(名工大) |
幹事補佐氏名(英) | Yasuaki Ito(Hiroshima Univ.) / Tomoaki Tsumura(Nagoya Inst. of Tech.) |
講演論文情報詳細 | |
申込み研究会 | Technical Committee on Computer Systems / Technical Committee on Dependable Computing / Special Interest Group on System Architecture |
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本文の言語 | JPN |
タイトル(和) | GPUを用いたブロックチェーンキャッシングによる取引の異常検知 |
サブタイトル(和) | |
タイトル(英) | Anomaly Detection in the Blockchain using GPU-based Caching |
サブタイトル(和) | |
キーワード(1)(和/英) | GPU / GPU |
キーワード(2)(和/英) | ブロックチェーン / Blockchain |
キーワード(3)(和/英) | 異常検知 / Anomaly detection |
第 1 著者 氏名(和/英) | 森島 信 / Shin Morishima |
第 1 著者 所属(和/英) | 慶應義塾大学(略称:慶大) Keio University(略称:Keio Univ.) |
第 2 著者 氏名(和/英) | 松谷 宏紀 / Hiroki Matsutani |
第 2 著者 所属(和/英) | 慶應義塾大学(略称:慶大) Keio University(略称:Keio Univ.) |
発表年月日 | 2018-06-15 |
資料番号 | CPSY2018-12,DC2018-12 |
巻番号(vol) | vol.118 |
号番号(no) | CPSY-92,DC-93 |
ページ範囲 | pp.143-148(CPSY), pp.143-148(DC), |
ページ数 | 6 |
発行日 | 2018-06-07 (CPSY, DC) |