講演名 2018-03-07
ソースコードの“自然さ”を用いたリファクタリング評価手法の検討
有馬 諒(阪大), 肥後 芳樹(阪大), 楠本 真二(阪大),
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抄録(和) リファクタリングとはソフトウェアの外部的振る舞いを保ちながら内部構造を改善する作業と定義されており,ソフトウェアの保守性を向上させるために重要な作業である.しかし,Extract methodとInline methodのように対立するリファクタリング手法も存在するため,どのようなリファクタリングを行うかは開発者の経験や勘に基づいて評価される場合が多い.そこで本研究では,開発者の経験や勘によらない定量的なリファクタリングの評価として,ソースコードの``自然さ''を用いる手法を提案する.自然さとは自然言語処理の手法である言語モデルを用いて,ソースコードがどの程度自然かを数値で表したものである.本研究では提案手法の評価のために,実際のソースコードに対して行われたリファクタリングに対して本手法を適用した.その結果,28個のリファクタリングのうち,19個のリファクタリングにおいて良いリファクタリングであると評価された.そのため,開発者によって行われたリファクタリングと,提案手法によって良いと評価されたリファクタリングが対応していると考えられ,提案手法がリファクタリングの評価に有効であることを確認した.
抄録(英)
キーワード(和) 自然さ / リファクタリング
キーワード(英)
資料番号 SS2017-72
発行日 2018-02-27 (SS)

研究会情報
研究会 SS
開催期間 2018/3/6(から2日開催)
開催地(和) 南大東島
開催地(英)
テーマ(和) 一般
テーマ(英)
委員長氏名(和) 緒方 和博(北陸先端大)
委員長氏名(英) Kazuhiro Ogata(JAIST)
副委員長氏名(和) 中田 明夫(広島市大)
副委員長氏名(英) Akio Nakata(Hiroshima City Univ.)
幹事氏名(和) 小林 隆志(東工大) / 肥後 芳樹(阪大)
幹事氏名(英) Takashi Kobayashi(Tokyo Inst. of Tech.) / Yoshiki Higo(Osaka Univ.)
幹事補佐氏名(和) 島 和之(広島市大)
幹事補佐氏名(英) Kazuyuki Shima(Hiroshima City Univ.)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Technical Committee on Software Science
本文の言語 JPN-ONLY
タイトル(和) ソースコードの“自然さ”を用いたリファクタリング評価手法の検討
サブタイトル(和)
タイトル(英)
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) 自然さ
キーワード(2)(和/英) リファクタリング
第 1 著者 氏名(和/英) 有馬 諒 / Ryo Arima
第 1 著者 所属(和/英) 大阪大学(略称:阪大)
Osaka University(略称:Osaka Univ.)
第 2 著者 氏名(和/英) 肥後 芳樹 / Yoshiki Higo
第 2 著者 所属(和/英) 大阪大学(略称:阪大)
Osaka University(略称:Osaka Univ.)
第 3 著者 氏名(和/英) 楠本 真二 / Shinji Kusumoto
第 3 著者 所属(和/英) 大阪大学(略称:阪大)
Osaka University(略称:Osaka Univ.)
発表年月日 2018-03-07
資料番号 SS2017-72
巻番号(vol) vol.117
号番号(no) SS-477
ページ範囲 pp.45-50(SS),
ページ数 6
発行日 2018-02-27 (SS)