講演名 2017-07-26
不完全ビットシフトが生じる通信路に対するモジュレーション符号化法の検討
平野 武(東工大), 金子 晴彦(東工大),
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抄録(和) BPMR (Bit Patterned Media Recording) は従来の磁気記録メディアよりも高い記録密度を有する次世代磁気記録メディアとして期待されている.しかし,BPMRでは各ビットアイランドに1ビットのデータを書き込むことから,データの書き込みクロックとビットアイランドの位置の同期がとれていない場合,本来書き込まれるべきデータの隣のデータが書き込まれることが考えられる.そこで,本稿では不完全なビットシフトが生じる通信路モデルについて検討する.データの送信は$b$シンボル単位で行うと仮定し,受信ビット列が与えられたときの送信シンボルの尤度の導出方法を示す.また,通信路の相互情報量を求め,送信語確率分布を非一様化させることにより相互情報量が大きくなることを示す.この結果をもとに,$GF(2^3)$のシンボルを$4$ビットパターンに対応付ける,符号化率3/4のモジュレーション符号化法を提案する.本符号化法の評価として,$GF(2^3)$上の多元LDPC符号(符号化率3/4または1/2,符号長8192シンボル)と,提案したモジュレーション符号化を連接した場合のシンボル誤り率をシミュレーションにより求め,一部のパラメータにおいて提案手法により誤り率が低減することを示す.
抄録(英)
キーワード(和) BPMR / モジュレーション符号化 / 低密度パリティ検査符号 / 相互情報量
キーワード(英)
資料番号 DC2017-16
発行日 2017-07-19 (DC)

研究会情報
研究会 CPSY / DC / IPSJ-ARC
開催期間 2017/7/26(から3日開催)
開催地(和) 秋田アトリオンビル(秋田)
開催地(英) Akita Atorion-Building (Akita)
テーマ(和) 並列/分散/協調とディペンダブルコンピューティングおよび一般
テーマ(英) Parallel, Distributed and Cooperative Processing
委員長氏名(和) 中野 浩嗣(広島大) / 井上 美智子(奈良先端大)
委員長氏名(英) Koji Nakano(Hiroshima Univ.) / Michiko Inoue(NAIST)
副委員長氏名(和) 入江 英嗣(東大) / 三吉 貴史(富士通研) / 福本 聡(首都大東京)
副委員長氏名(英) Hidetsugu Irie(Univ. of Tokyo) / Takashi Miyoshi(Fujitsu) / Satoshi Fukumoto(Tokyo Metropolitan Univ.)
幹事氏名(和) 大川 猛(宇都宮大) / 高前田 伸也(北大) / 吉村 正義(京都産大) / 金子 晴彦(東工大)
幹事氏名(英) Takeshi Ohkawa(Utsunomiya Univ.) / Shinya Takameda(Hokkaido Univ.) / Masayoshi Yoshimura(Kyoto Sangyo Univ.) / Haruhiko Kaneko(Tokyo Inst. of Tech.)
幹事補佐氏名(和) 伊藤 靖朗(広島大) / 津邑 公暁(名工大) / 新井 雅之(日大)
幹事補佐氏名(英) Yasuaki Ito(Hiroshima Univ.) / Tomoaki Tsumura(Nagoya Inst. of Tech.) / Masayuki Arai(Nihon Univ.)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Technical Committee on Computer Systems / Technical Committee on Dependable Computing / Special Interest Group on System Architecture
本文の言語 JPN
タイトル(和) 不完全ビットシフトが生じる通信路に対するモジュレーション符号化法の検討
サブタイトル(和)
タイトル(英) A study on modulation coding for channels with fragmented bit shifts
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) BPMR
キーワード(2)(和/英) モジュレーション符号化
キーワード(3)(和/英) 低密度パリティ検査符号
キーワード(4)(和/英) 相互情報量
第 1 著者 氏名(和/英) 平野 武 / Takeru Hirano
第 1 著者 所属(和/英) 東京工業大学(略称:東工大)
Tokyo Institute of Technology(略称:Tokyo Inst. of Tech.)
第 2 著者 氏名(和/英) 金子 晴彦 / Haruhiko Kaneko
第 2 著者 所属(和/英) 東京工業大学(略称:東工大)
Tokyo Institute of Technology(略称:Tokyo Inst. of Tech.)
発表年月日 2017-07-26
資料番号 DC2017-16
巻番号(vol) vol.117
号番号(no) DC-154
ページ範囲 pp.1-6(DC),
ページ数 6
発行日 2017-07-19 (DC)