講演名 | 2016-10-20 曲がりを有する非磁性体細線におけるスピン緩和 有木 大晟(九大), 高以來 優(九大), 野村 竜也(九大), 木村 崇(九大), |
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抄録(和) | 非磁性体中のスピン流の緩和現象はHanle効果と呼ばれる現象により評価できることが知られているが、非磁性体チャネルの幾何学的形状がスピン緩和に与える影響は調査されていない。 そこで円弧型のCuチャネルを有する素子を作製し、Hanle効果を観測した。その結果、従来型の信号の変化に似た曲線を得ることができた。しかし、全ての測定結果において信号が数mT程x軸方向にシフトしていることがわかった。また、このシフトの向きは一方の磁化の向きを反転させた場合は変化せず、端子の入れ替えを行った場合は反対の向きに生じることがわかった。 我々はこの信号のx軸方向へのシフトは、外部磁場によるスピンの回転に加え、非磁性体チャネルの形状に依存したスピン量子化軸方向の回転が生じているためではないかと考えている。 |
抄録(英) | |
キーワード(和) | スピン流 / 緩和現象 / Hanle効果 |
キーワード(英) | |
資料番号 | |
発行日 |
研究会情報 | |
研究会 | MR / ITE-MMS |
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開催期間 | 2016/10/20(から2日開催) |
開催地(和) | 九州大学西新プラザ |
開催地(英) | Nishijin Plaza |
テーマ(和) | ヘッド・スピントロニクス,一般 |
テーマ(英) | Magnetic head, Spintronics, etc. |
委員長氏名(和) | 岡本 好弘(愛媛大) / 宮下 英一(NHK) |
委員長氏名(英) | Yoshihiro Okamoto(Ehime Univ.) / Eiichi Miyashita(NHK) |
副委員長氏名(和) | |
副委員長氏名(英) | |
幹事氏名(和) | 赤城 文子(工学院大) / 島 隆之(産総研) / 竹下 伸夫(三菱電機) |
幹事氏名(英) | Fumiko Akagi(Kogakuin Univ.) / Takayuki Shima(AIST) / Nobuo Takeshita(Mitsubishi Electric Corp.) |
幹事補佐氏名(和) | 工藤 究(東芝) / 吉田 周平(近畿大) |
幹事補佐氏名(英) | Kiwamu Kudo(Toshiba) / Shuhei Yoshida(Kinki Univ.) |
講演論文情報詳細 | |
申込み研究会 | Technical Committee on Magnetic Recording / Technical Group on Multi-media Storage |
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本文の言語 | JPN |
タイトル(和) | 曲がりを有する非磁性体細線におけるスピン緩和 |
サブタイトル(和) | |
タイトル(英) | Spin relaxation in a curved nonmagnetic wire |
サブタイトル(和) | |
キーワード(1)(和/英) | スピン流 |
キーワード(2)(和/英) | 緩和現象 |
キーワード(3)(和/英) | Hanle効果 |
第 1 著者 氏名(和/英) | 有木 大晟 / Taisei Ariki |
第 1 著者 所属(和/英) | 九州大学(略称:九大) Kyushu University(略称:Kyushu Univ.) |
第 2 著者 氏名(和/英) | 高以來 優 / Yu Takaira |
第 2 著者 所属(和/英) | 九州大学(略称:九大) Kyushu University(略称:Kyushu Univ.) |
第 3 著者 氏名(和/英) | 野村 竜也 / Tatsuya |
第 3 著者 所属(和/英) | 九州大学(略称:九大) Kyushu University(略称:Kyushu Univ.) |
第 4 著者 氏名(和/英) | 木村 崇 / Takashi Kimura |
第 4 著者 所属(和/英) | 九州大学(略称:九大) Kyushu University(略称:Kyushu Univ.) |
発表年月日 | 2016-10-20 |
資料番号 | |
巻番号(vol) | vol.116 |
号番号(no) | MR-258 |
ページ範囲 | pp.-(), |
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発行日 |