講演名 2016-03-10
集約されたメソッドを利用したコードクローンベンチマークの作成
幸 佑亮(阪大), 肥後 芳樹(阪大), 堀田 圭祐(阪大), 楠本 真二(阪大),
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抄録(和) コードクローンとは,ソースコード中に存在する互いに類似したコード片のことである.一般的に,コードクローンはソフトウェアの保守性を低下させる原因になるとされている.そのため,コードクローン情報を理解することはソフトウェア保守の観点から重要であり,これまでに多くのコードクローン検出ツールが開発されている.そこで,コードクローン検出ツールがどの程度正確にコードクローンを検出できるかどうかの精度評価が必要となる.コードクローン検出ツールの精度評価では,ベンチマーク(コードクローンの正解集合)を作成し,適合率と再現率の観点から評価することが多い.そのため,コードクローン検出ツールの精度評価は使用するベンチマークに依存する.先行研究で作成されたベンチマークは作成者の主観に依存していることと実際の開発過程で発生したコードクローンではないことが課題である.そこで本研究では,ソースコードリポジトリに蓄えられているソフトウェアの開発履歴情報を利用して集約されたメソッドを検出し,集約前のメソッドを正解のコードクローンと定義することで上記の課題を解決するベンチマークを提案する.このベンチマークはコードクローン検出ツールがどの程度正確に集約すべきコードクローンを検出できるかどうかを評価する際に有用である.
抄録(英)
キーワード(和) コードクローン / コードクローン検出ツール / 精度評価 / ベンチマーク / 集約
キーワード(英)
資料番号 SS2015-88
発行日 2016-03-03 (SS)

研究会情報
研究会 SS
開催期間 2016/3/10(から2日開催)
開催地(和) 沖縄県立宮古青少年の家
開催地(英)
テーマ(和) 一般
テーマ(英)
委員長氏名(和) 結縁 祥治(名大)
委員長氏名(英) Shoji Yuen(Nagoya Univ.)
副委員長氏名(和) 緒方 和博(北陸先端大)
副委員長氏名(英) Kazuhiro Ogata(JAIST)
幹事氏名(和) 小林 隆志(東工大) / 鷲崎 弘宜(早大)
幹事氏名(英) Takashi Kobayashi(Tokyo Inst. of Tech.) / Hironobu Washizaki(Waseda Univ.)
幹事補佐氏名(和) 肥後 芳樹(阪大)
幹事補佐氏名(英) Yoshiki Higo(Osaka Univ.)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Technical Committee on Software Science
本文の言語 JPN
タイトル(和) 集約されたメソッドを利用したコードクローンベンチマークの作成
サブタイトル(和)
タイトル(英) Making Code Clone Benchmark with Integrated Methods
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) コードクローン
キーワード(2)(和/英) コードクローン検出ツール
キーワード(3)(和/英) 精度評価
キーワード(4)(和/英) ベンチマーク
キーワード(5)(和/英) 集約
第 1 著者 氏名(和/英) 幸 佑亮 / Yusuke Yuki
第 1 著者 所属(和/英) 大阪大学(略称:阪大)
Osaka University(略称:Osaka Univ.)
第 2 著者 氏名(和/英) 肥後 芳樹 / Yoshiki Higo
第 2 著者 所属(和/英) 大阪大学(略称:阪大)
Osaka University(略称:Osaka Univ.)
第 3 著者 氏名(和/英) 堀田 圭祐 / Keisuke Hotta
第 3 著者 所属(和/英) 大阪大学(略称:阪大)
Osaka University(略称:Osaka Univ.)
第 4 著者 氏名(和/英) 楠本 真二 / Shinji Kusumoto
第 4 著者 所属(和/英) 大阪大学(略称:阪大)
Osaka University(略称:Osaka Univ.)
発表年月日 2016-03-10
資料番号 SS2015-88
巻番号(vol) vol.115
号番号(no) SS-508
ページ範囲 pp.73-78(SS),
ページ数 6
発行日 2016-03-03 (SS)