| 講演名 | 2022-11-08 ランサムウェアに対する実行遅延タスクスケジューラの提案と評価 榎本 秀平(東京農工大), 葛野 弘樹(神戸大), 山田 浩史(東京農工大), 白石 善明(神戸大), 森井 昌克(神戸大), |
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| 抄録(和) | ランサムウェアの感染による情報資産の不正な暗号化被害は深刻な問題である．不正な暗号化から情報資産を保護するためには，アンチウイルスソフトウェア (アンチウイルス) の導入が有効であり，アンチウイルスは悪性パターンを用いたランサムウェア検出を行う．しかし，アンチウイルスに対して悪性パターンが配信されるまでには一定の時間を要するため，未知のランサムウェアが出現した際には検出が遅れる場合がある．本研究では，アンチウイルスに新たな悪性パターンが配信されるまでの間，未知のランサムウェアによる暗号化を遅延させるための新たな手法を提案する．提案手法では，ランサムウェアがファイル探索，ファイルリネーム，ならびにファイル削除といった種類のシステムコールを高い頻度で発行する点に着目する．そして，ランサムウェアが発行したシステムコールの頻度に基づき，ランサムウェアの処理を遅延させるために CPU ランキューを確率的に調整する実行遅延タスクスケジューラを導入する．これにより，ランサムウェアのユーザプロセスの CPU タスク実行を抑制し，ファイル暗号化の遅延を実現する．提案手法に基づいた設計を行い，Linux 5.7.15 に対して実装し，評価した．評価結果より，ランサムウェアの実行を十分に遅延可能であること，ならびに正規のアプリケーションの性能に与える影響が小さいことを確認した． |
| 抄録(英) | |
| キーワード(和) | ランサムウェア / オペレーティングシステム / システムセキュリティ |
| キーワード(英) | |
| 資料番号 | ICSS2022-46 |
| 発行日 | 2022-10-31 (ICSS) |
| 研究会情報 | |
| 研究会 | ICSS |
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| 開催期間 | 2022/11/7(から2日開催) |
| 開催地（和） | 北海道自治労会館 |
| 開催地（英） | Hokkaido Jichiro Kaikan |
| テーマ（和） | セキュリティ、一般 |
| テーマ（英） | Security, etc. |
| 委員長氏名（和） | 吉岡 克成(横浜国大) |
| 委員長氏名（英） | Katsunari Yoshioka(Yokohama National Univ.) |
| 副委員長氏名（和） | 笠間 貴弘(NICT) / 山田 明(神戸大) |
| 副委員長氏名（英） | Takahiro Kasama(NICT) / Akira Yamada(Kobe Univ.) |
| 幹事氏名（和） | 山内 利宏(岡山大) / 木藤 圭亮(三菱電機) |
| 幹事氏名（英） | Toshihiro Yamauchi(Okayama Univ.) / Keisuke Kito(Mitsubishi Electric) |
| 幹事補佐氏名（和） | 菅原 健(電通大) / 鐘本 楊(NTT) |
| 幹事補佐氏名（英） | Takeshi Sugawara(Univ. of Electro-Comm.) / Yo Kanemoto(NTT) |
| 講演論文情報詳細 | |
| 申込み研究会 | Technical Committee on Information and Communication System Security |
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| 本文の言語 | JPN |
| タイトル（和） | ランサムウェアに対する実行遅延タスクスケジューラの提案と評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Design and Implementation of a Task Scheduler for Delaying Ransomware |
| サブタイトル（和） | |
| キーワード(1)（和/英） | ランサムウェア |
| キーワード(2)（和/英） | オペレーティングシステム |
| キーワード(3)（和/英） | システムセキュリティ |
| 第 1 著者 氏名（和/英） | 榎本 秀平 / Shuhei Enomoto |
| 第 1 著者 所属（和/英） | 東京農工大学(略称：東京農工大) Tokyo University of Agriculture and Technology(略称：TUAT) |
| 第 2 著者 氏名（和/英） | 葛野 弘樹 / Hiroki Kuzuno |
| 第 2 著者 所属（和/英） | 神戸大学大学院工学研究科(略称：神戸大) Graduate School of Engineering, Kobe University(略称：Kobe Univ.) |
| 第 3 著者 氏名（和/英） | 山田 浩史 / Hiroshi Yamada |
| 第 3 著者 所属（和/英） | 東京農工大学(略称：東京農工大) Tokyo University of Agriculture and Technology(略称：TUAT) |
| 第 4 著者 氏名（和/英） | 白石 善明 / Yoshiaki Shiraishi |
| 第 4 著者 所属（和/英） | 神戸大学大学院工学研究科(略称：神戸大) Graduate School of Engineering, Kobe University(略称：Kobe Univ.) |
| 第 5 著者 氏名（和/英） | 森井 昌克 / Masakatu Morii |
| 第 5 著者 所属（和/英） | 神戸大学大学院工学研究科(略称：神戸大) Graduate School of Engineering, Kobe University(略称：Kobe Univ.) |
| 発表年月日 | 2022-11-08 |
| 資料番号 | ICSS2022-46 |
| 巻番号（vol） | vol.122 |
| 号番号（no） | ICSS-244 |
| ページ範囲 | pp.49-54(ICSS), |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2022-10-31 (ICSS) |