講演名 2022-06-08
GPU-FPGAの直接データ転送方式の検討
河西 駿(琉球大), 長名 保範(琉球大),
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抄録(和) 今日のHPC 分野では一般に高性能なCPU のクラスタや、電力律速を回避するためにGPU (Graphics Processing Unit) をアクセラレータとして用いたCPU-GPU 構成のクラスタが主流である。今後はCPU-GPU 構成のクラスタよりさらに高い電力効率で計算を行えるFPGA-GPU 構成のクラスタが注目されている。この際FPGA-GPU間のデータ転送にはホストメモリを介すために、複数回のメモリコピーが必要となることがネックとなる。本研究では2種類の手法でFPGA-GPU間の直接データ転送を可能とした。1つ目はXilinxが提供するIPコアのPCIe-AXI Bridgeを使用してFPGAのメモリをBARにマッピングし、GPUからDMAをする手法である。こちらの手法では300 MB/s程の性能しか出ず、ホストメモリを介す手法の方が高速であるという結果になった。2つ目はNVIDIAが提供するGPUDirect APIを使用してデバイスメモリをBARにマッピングし、その領域にFPGAからDMAをする手法で、こちらはFPGAのDMACのデバイスドライバに変更を加える形で実装を行った。こちらの手法ではFPGAからGPUへのデータ転送にのみ成功し、ホストメモリを介す手法と比較して1.6倍ほど通信バンド幅の性能差が出た。
抄録(英)
キーワード(和) GPUDirect API / PCI Express / GPU-FPGA 協調システム
キーワード(英)
資料番号 RECONF2022-16
発行日 2022-05-31 (RECONF)

研究会情報
研究会 RECONF
開催期間 2022/6/7(から2日開催)
開催地(和) 筑波大学計算科学研究センター
開催地(英) CCS, Univ. of Tsukuba
テーマ(和) リコンフィギャラブルシステム,一般
テーマ(英) Reconfigurable system, etc.
委員長氏名(和) 佐野 健太郎(理研)
委員長氏名(英) Kentaro Sano(RIKEN)
副委員長氏名(和) 山口 佳樹(筑波大) / 泉 知論(立命館大)
副委員長氏名(英) Yoshiki Yamaguchi(Tsukuba Univ.) / Tomonori Izumi(Ritsumeikan Univ.)
幹事氏名(和) 小林 悠記(NEC) / 佐藤 幸紀(豊橋技科大)
幹事氏名(英) Yuuki Kobayashi(NEC) / Yukinori Sato(Toyohashi Univ. of Tech.)
幹事補佐氏名(和) 竹村 幸尚(インテル) / 長名 保範(琉球大学)
幹事補佐氏名(英) Yukitaka Takemura(INTEL) / Yasunori Osana(Ryukyu Univ.)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Technical Committee on Reconfigurable Systems
本文の言語 JPN-ONLY
タイトル(和) GPU-FPGAの直接データ転送方式の検討
サブタイトル(和)
タイトル(英)
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) GPUDirect API
キーワード(2)(和/英) PCI Express
キーワード(3)(和/英) GPU-FPGA 協調システム
第 1 著者 氏名(和/英) 河西 駿 / Shun Kasai
第 1 著者 所属(和/英) 琉球大学(略称:琉球大)
University of the Ryukyus(略称:Ryukyu Univ.)
第 2 著者 氏名(和/英) 長名 保範 / Yasunori Osana
第 2 著者 所属(和/英) 琉球大学(略称:琉球大)
University of the Ryukyus(略称:Ryukyu Univ.)
発表年月日 2022-06-08
資料番号 RECONF2022-16
巻番号(vol) vol.122
号番号(no) RECONF-60
ページ範囲 pp.68-73(RECONF),
ページ数 6
発行日 2022-05-31 (RECONF)