講演名 2020-05-29
[招待講演]アダプティブコンピューティングの研究を推進するための試み
吉瀬 謙二(東工大),
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抄録(和) 高度な人工知能やIoTを実現するコンピューティングシステム環境において、かつてない高いコンピューティング能力が必要とされている。これを達成するためにFPGAを代表とするアダプティブデバイスが注目されており、それらを用いて大幅に性能を向上させるアクセラレータの研究開発が活発化している。一方、産業界では、自動運転やエッジAI、5Gに代表される先端アプリケーションでFPGAの活用を検討する場面が増えてきている。ただし、FPGAの開発は広く浸透しておらず、また効率的な開発環境と検証環境も広く知られていない。FPGAを用いて主要なアプリケーションを高速化し、その活用事例を広く共有することで、多くの業界の課題を解決できると考える。このような背景において、アダプティブコンピューティングの研究を推進していくために、アダプティブコンピューティング研究推進体 (Adaptive Computing Research Initiative, ACRi) を2020年4月に設立した。ACRiでは高性能なアダプティブコンピューティング・システムの開発およびその設計を効率化するためのアダプティブデバイスの活用基盤の開発と普及を目指して、次の研究テーマに取り組んでいく。(1) AI等の処理を高速化するFPGAアクセラレータの開発、(2) IoTのためのFPGAアクセラレータおよびFPGAシステムの開発、(3) 設計を効率化するためのFPGA活用基盤の開発。また、実社会における研究成果の活用を促進するために、開発したシステムを含むFPGA関連技術の普及のための情報提供や技術者がお互いに学びあえる仕組みづくりにも取り組んでいく。
抄録(英)
キーワード(和) アダプティブコンピューティング / FPGA / 研究推進体 / ACRi
キーワード(英)
資料番号 RECONF2020-15
発行日 2020-05-21 (RECONF)

研究会情報
研究会 RECONF
開催期間 2020/5/28(から2日開催)
開催地(和) Web会議室
開催地(英) Meeting room on Web
テーマ(和) リコンフィギャラブルシステム,一般
テーマ(英) Reconfigurable system, etc.
委員長氏名(和) 柴田 裕一郎(長崎大)
委員長氏名(英) Yuichiro Shibata(Nagasaki Univ.)
副委員長氏名(和) 佐野 健太郎(理研) / 山口 佳樹(筑波大)
副委員長氏名(英) Kentaro Sano(RIKEN) / Yoshiki Yamaguchi(Tsukuba Univ.)
幹事氏名(和) 谷川 一哉(広島市大) / 三好 健文(イーツリーズ・ジャパン)
幹事氏名(英) Kazuya Tanigawa(Hiroshima City Univ.) / Takefumi Miyoshi(e-trees.Japan)
幹事補佐氏名(和) 小林 悠記(NEC) / 中原 啓貴(東工大)
幹事補佐氏名(英) Yuuki Kobayashi(NEC) / Hiroki Nakahara(Tokyo Inst. of Tech.)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Technical Committee on Reconfigurable Systems
本文の言語 JPN
タイトル(和) [招待講演]アダプティブコンピューティングの研究を推進するための試み
サブタイトル(和)
タイトル(英) [Invited Talk] A challenge to initiate some research projects of adaptive computing
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) アダプティブコンピューティング
キーワード(2)(和/英) FPGA
キーワード(3)(和/英) 研究推進体
キーワード(4)(和/英) ACRi
第 1 著者 氏名(和/英) 吉瀬 謙二 / Kise, Kenji
第 1 著者 所属(和/英) 東京工業大学(略称:東工大)
Tokyo Institute of Technology(略称:Tokyo Tech.)
発表年月日 2020-05-29
資料番号 RECONF2020-15
巻番号(vol) vol.120
号番号(no) RECONF-36
ページ範囲 pp.83-83(RECONF),
ページ数 1
発行日 2020-05-21 (RECONF)