講演名 2020-03-02
ハッシュチェーンアグリゲーションを用いた認証方式の拡張
平井 晨太(広島市大), 双紙 正和(広島市大),
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抄録(和) IoT機器の普及により,メモリ等に制約のある機器が増加した.こうしたIoT機器同士で安全な通信を行うには,ユーザ数を$N$としたとき,$N$個の鍵を持てばよい.しかし,その場合ユーザ数の増加に伴い必要な鍵の数も莫大になる.そこで軽量で効率的に相互認証を行う方法として,ハッシュチェーンアグリゲーション(以下HCA)が栗原によって考案されたcite{HCA_PST}.HCAは,各ユーザにハッシュ値を複数割り当て,それらを利用して共通鍵を生成する方法であり,各ユーザが保持する必要のあるハッシュ値は$O(log N)$個である.しかし,ハッシュチェーンの特定の構成法しか提案されておらず,より一般的な構成法については知られていない.また,2人のユーザの共通鍵を,2人以上の攻撃者による結託によって計算できてしまう.そこで,本稿では,より一般的なハッシュチェーンの構成を提案するとともに,結託攻撃への対策を加えた,新しいHCAを用いた二者間での共通鍵作成法を提案する.
抄録(英)
キーワード(和) IoT / 認証 / ハッシュ関数 / ハッシュチェーン
キーワード(英)
資料番号 ICSS2019-97
発行日 2020-02-24 (ICSS)

研究会情報
研究会 ICSS / IPSJ-SPT
開催期間 2020/3/2(から2日開催)
開催地(和) 沖縄県青年会館
開催地(英) Okinawa-Ken-Seinen-Kaikan
テーマ(和) セキュリティ、トラスト、一般
テーマ(英) Security, Trust, etc.
委員長氏名(和) 高倉 弘喜(NII)
委員長氏名(英) Hiroki Takakura(NII)
副委員長氏名(和) 吉岡 克成(横浜国大) / 神谷 和憲(NTT)
副委員長氏名(英) Katsunari Yoshioka(Yokohama National Univ.) / Kazunori Kamiya(NTT)
幹事氏名(和) 笠間 貴弘(NICT) / 山田 明(KDDI labs.)
幹事氏名(英) Takahiro Kasama(NICT) / Akira Yamada(KDDI labs.)
幹事補佐氏名(和) 木藤 圭亮(三菱電機) / 山内 利宏(岡山大)
幹事補佐氏名(英) Keisuke Kito(Mitsubishi Electric) / Toshihiro Yamauchi(Okayama Univ.)

講演論文情報詳細
申込み研究会 Technical Committee on Information and Communication System Security / Special Interest Group on Security Psychology and Trust
本文の言語 JPN
タイトル(和) ハッシュチェーンアグリゲーションを用いた認証方式の拡張
サブタイトル(和)
タイトル(英) Extension of authentication method using hash chain aggregation
サブタイトル(和)
キーワード(1)(和/英) IoT
キーワード(2)(和/英) 認証
キーワード(3)(和/英) ハッシュ関数
キーワード(4)(和/英) ハッシュチェーン
第 1 著者 氏名(和/英) 平井 晨太 / Hirai Shinta
第 1 著者 所属(和/英) 広島市立大学(略称:広島市大)
Hiroshima City University(略称:Hiroshima City Univ.)
第 2 著者 氏名(和/英) 双紙 正和 / Soshi Masakazu
第 2 著者 所属(和/英) 広島市立大学(略称:広島市大)
Hiroshima City University(略称:Hiroshima City Univ.)
発表年月日 2020-03-02
資料番号 ICSS2019-97
巻番号(vol) vol.119
号番号(no) ICSS-437
ページ範囲 pp.213-218(ICSS),
ページ数 6
発行日 2020-02-24 (ICSS)