大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
5U
セッション名
認証フレームワーク
講演日
2010/09/08
講演場所(会議室等)
U会場(ウエスト2号館3F 302講義室)
講演番号
L-039
タイトル
X.509との後方互換性を持つ新しい公開鍵証明書フォーマット
著者名
須賀 祐治
キーワード
公開鍵証明書, X.509
抄録
実生活のあらゆる場面で認証のために利用されるようになったX.509公開鍵証明書は本来の「公開鍵とエンティティをバインドする」という機能を拡大する傾向が見られるようになってきた.v3拡張部など証明書の独自解釈を行うことで,認可・承認,権限委譲,仮名,匿名など様々な用途に拡大解釈されている.本稿は,(1)証明書フィールドの解釈の違いにより利用者の意図しない利用,(2)解釈しないフィールドの存在,(3)属性変更時の証明書再発行というX.509証明書フォーマットの3つの問題点を指摘し,これらを解決するための新しい公開鍵証明書の形式を提案する.その際にはX.509証明書との後方互換性を保持できるように設計しており,次世代PKIへの移行がスムーズな方式である.
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