大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
5H
セッション名
画像超解像・モザイキング
講演日
2010/09/08
講演場所(会議室等)
H会場(総合学習プラザ2F 第12講義室)
講演番号
I-027
タイトル
逐次モンテカルロ法による画像復元とその超解像への適用
著者名
三須 俊枝境田 慎一鹿喰 善明
キーワード
画像復元, 逐次モンテカルロ法, 超解像, トータルバリエーション, 提案分布, 正則化
抄録
画像縮小、ぶれ、ぼけなどにより劣化した画像からの画像復元法として、逐次モンテカルロ法(SMC)に基づく手法を提案する。本手法では、復元画像の確率密度分布を複数の仮説により離散的に近似表現し、入力劣化画像との整合性に応じて仮説を取捨することで、復元画像たる解を導く。このとき、高次元の仮説(画像)をSMCで取扱うため、確率的に独立なブロック単位に仮説を分割更新する効率的なアルゴリズムを新たに導入した。また、とくに不良設定問題への適用を踏まえ、トータルバリエーションノルムを減少させるようモデル化された提案分布から仮説を生成することで、正則化を実現した。本手法の超解像への応用例として、間引きフィルタおよびサブサンプリングからなる劣化過程をモデル化し、実験による動作検証を行った。
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