大会名称
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2010
発行日
2010/8/20
セッション番号
6H
セッション名
画像符号化
講演日
2010/09/09
講演場所(会議室等)
H会場(総合学習プラザ2F 第12講義室)
講演番号
RI-005
タイトル
高密度時間サンプリングに基づく時間方向適応フィルタ
著者名
坂東 幸浩高村 誠之如澤 裕尚
キーワード
映像符号化, ナチュラルクオリティ, 高フレームレート映像
抄録
従来、符号化前処理器もしくは符号化器への入力シーケンスは、後段の符号化器とは独立に生成されていた。しかし、連続信号を離散信号に変換する際、符号化処理を考慮して動画像データを生成することができれば、従来の符号化検討の外に、新たに符号化効率向上の余地を見出すことが可能となり、動画像符号化に新たな道を開くことになる。そこで、本稿では、時間方向に高密度にサンプリングされたフレームを用いて、表示系のフレームレートに対応した動画像データを生成する際、フレーム間予測誤差を最小化する動画像データを生成することを目的とする。実験により、提案手法は、平均フィルタと比べて、フレーム間予測画像の PSNRを平均0.21 [dB] 向上させることが確認できた。
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