大会名称 |
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2010年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2010 |
発行日 |
2010/8/20 |
セッション番号 |
4H |
セッション名 |
高画質化処理 |
講演日 |
2010/09/08 |
講演場所(会議室等) |
H会場(総合学習プラザ2F 第12講義室) |
講演番号 |
RI-004 |
タイトル |
ぼけと雑音を含む劣化画像復元のための有色性駆動源を持つ2次元カルマンフィルタアルゴリズム |
著者名 |
長保 龍, 田邉 造, 古川 利博, |
キーワード |
劣化画像復元, ぼけと雑音, 2次元カルマンフィルタ, 状態空間モデル, 自己回帰過程, 有色性駆動源 |
抄録 |
本論文は,有色性駆動源を持つ2次元カルマンフィルタを用いた劣化画像復元手法を提案する.提案手法のアルゴリズムは,(i)複数の注目領域(復元する領域)とその領域に隣接する周辺画素領域からなる原画像のみによって構成される状態方程式と,(ii)その原画像とぼけ関数と雑音から構成される観測方程式を用いることで,劣化画像復元を実現している.提案手法の特徴は,従来のカルマンフィルタに必要であった自己回帰システムのコンセプトを用いずに劣化画像復元を行うことから,(1)演算量の軽減による処理速度の向上,(2)高性能な劣化画像復元が可能なことである.提案手法の有効性は計算機シミュレーションによって確認している. |
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