大会名称 |
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2010年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2010 |
発行日 |
2010/8/20 |
セッション番号 |
6N |
セッション名 |
知能システムとゲーム情報学 |
講演日 |
2010/09/09 |
講演場所(会議室等) |
N会場(ウエスト2号館3F 大講義室) |
講演番号 |
F-028 |
タイトル |
GPUを用いた見通し判定の高精度化方法について |
著者名 |
倉本 健介, |
キーワード |
Line of Sight, GPU, アルゴリズム, OpenGL |
抄録 |
防衛用シミュレーションシステムにおいて、ユニット間での見通し判定(Line of Sight:LoS)は非常に重要なものである。現在、ほとんどのシミュレーションシステムにおけるLoS判定は、「見える」か「見えない」かの2値であるが、より複雑な環境における目標の捜索等の模擬のためには「どの程度見えているのか」という精度の高い(多段階の)情報が必要となる。一方、LoSは負荷の大きな処理であり、高精度な結果を得るためには膨大な計算時間を要求する。本研究では、GPUを利用することにより、高精度なLoS判定を高速かつ汎用的な方法により実行できる方法を考案した。実装にはOSを問わず多くの計算機がサポートしているJavaとOpenGLの環境を用い、CPUによる実装の数十倍から100倍程度の演算速度が得られることを確認した。 |
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