大会名称 |
---|
2010年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2010 |
発行日 |
2010/8/20 |
セッション番号 |
6Q |
セッション名 |
実世界データ処理 |
講演日 |
2010/09/09 |
講演場所(会議室等) |
Q会場(ウエスト2号館3F 第5講義室) |
講演番号 |
D-021 |
タイトル |
斜面防災のための基準値変動を考慮したセンサ値の飽和領域抽出 |
著者名 |
中小路 公通, 原田 史子, 島川 博光, |
キーワード |
斜面防災システム, 間隙水圧, 無線センサネットワーク, テンシオメータ, データマイニング |
抄録 |
斜面防災システムでは,地中の間隙水圧をセンシングして乾燥時のセンサ値を基準値として飽和期間を抽出し,崩壊を予知している.しかし,自然などによる間隙水圧の基準値変化を考慮しておらず,飽和期間の正確な抽出が難しい.本研究では,過去のある特定期間の間隙水圧の変動とリアルタイムに取得している間隙水圧の変動を比較し,基準値の変化を判定する.判定により,間隙水圧の飽和期間をより正確に抽出できる.これにより,基準値変化に対応しつつ危険性の高い状態でのセンサ値の飽和領域を抽出する手法を提案する.本領域を抽出することで,斜面崩壊の予知精度を高めることができる. |
本文pdf |
PDF download (223.4KB) |