大会名称 |
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2010年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2010 |
発行日 |
2010/8/20 |
セッション番号 |
2B |
セッション名 |
組込みソフトウェア・テスト |
講演日 |
2010/09/07 |
講演場所(会議室等) |
B会場(総合学習プラザ1F 第6講義室) |
講演番号 |
RB-002 |
タイトル |
MARTEプロファイルを適用したUMLモデルによる組込みシステムの性能評価シミュレーション |
著者名 |
河原 亮, 小野 康一, 中田 武男, 豊田 学, 坂本 佳史, 福岡 直明, |
キーワード |
モデル駆動開発, MDD, シミュレーション, 性能, UML, 組込みシステム |
抄録 |
概要 - 本研究ではMARTEプロファイルを適用したUMLモデルによる組込みシステムの性能評価シミュレーション手法を提案する。組込みシステム開発ではマルチプロセッサーの普及などに伴い性能評価が難しくなっている。関連研究においてMARTEプロファイルを用いた性能評価手法はあったがシミュレーションの粒度が必ずしもUMLの記述のレベルと一致していなかった。 本手法では通常のソフトウェアのUMLモデルに対してMARTEプロファイルを用いて性能パラメーターおよびプラットフォームリソースへのマッピング情報を付加する。今回開発したシミュレーションコード生成ツールを用いてこれらの情報をもとにアプリケーションの実行時間をシミュレートするプログラムコードを生成する。これによりUMLモデルの記述レベルに相当する荒い粒度のシミュレーションを行い、より設計と性能の対応関係を理解しやすくすることを狙う。 ケーススタディとして本手法を用いて印刷システムをマルチプロセッサー化したときの印刷時間の短縮を評価した。その結果、プロセッサーの処理時間はシミュレートできていたがバス通信の効果を評価する必要があることが分かった。 |
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