大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
12 |
セッション名 |
次世代を担う若い情報・システム研究開発者を迎えて -気鋭の若手研究者とベテラン研究者の熱い議論- |
講演日 |
2009/9/3 |
講演場所(会議室等) |
第2イベント会場 |
講演番号 |
12-5 |
タイトル |
視覚感度特性に基づく動画像符号化の高能率化 |
著者名 |
坂東 幸浩, |
キーワード |
抄録 |
映像符号化の国際標準規格H.264/AVCが,近年,大きな注目を集めている.高画質・高圧縮のH.264/AVC符号化器を実現するためには,符号化器において適切な符号化パラメータ選択する必要がある.ただし,こうした符号化器での動作は標準化の範囲外であり,設計の自由度が残されている.従来の代表的なH.264/AVC符号化器では,レート・歪みコストを最小化する符号化パラメータを選択している.こうした符号化で用いられている歪み量の尺度は二乗誤差である.しかし,二乗誤差は必ずしも主観的な画質劣化を反映した歪み量ではない.そこで,本講演では,視覚特性を考慮した歪尺度をレート・歪みコストに導入し,効率的に符号量を削減する符号化パラメータ選択方法を紹介する. |