大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
4 |
セッション名 |
マルチメディア情報ハイディングの最新応用技術と今後の展望 |
講演日 |
2009/9/2 |
講演場所(会議室等) |
第1イベント会場 |
講演番号 |
4-2 |
タイトル |
データハイディング技術を利用した音声メディアの高付加価値化 |
著者名 |
青木 直史, |
キーワード |
抄録 |
データハイディング技術を利用すると,従来の標準フォーマットと互換性を保ちながら,さまざまな補助情報をディジタルデータのなかに秘密裏に埋め込むことができる.本研究では,こうしたデータハイディング技術をIP電話に応用し,(1)パケットロスによって消失した音声データの修復,(2)狭帯域品質の音声データの広帯域化,についてこれまでに検討してきた.データハイディング技術による補助情報の埋め込みは,一見すると音声データにキズをつけ,通話品質を劣化させるだけのようにも思えるが,提案法は補助情報を埋め込むことで,逆に通話品質を向上させる可能性を秘めたパラドックス的魅力を持った手法となっている. |