大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
3
セッション名
街中を移動する人によるセンシング
講演日
2009/9/2
講演場所(会議室等)
第1イベント会場
講演番号
3-1
タイトル
街中を移動する人によるセンシング
著者名
岩本 健嗣
キーワード
抄録
近年,センサは,小型化,低価格化や低消費電力化が進み様々な機器に搭載され,簡易に人々が持ち運べるようになりつつある. 一方,情報機器としての携帯電話の所有率は90%を超え,人々が情報をアップロードし,共有可能なプラットフォームが整備されつつある.これらの状況を鑑み,センサプローブと呼ばれる試みが進められている.センサプローブでは,人々がセンサノードを持ち,得られたセンサ情報を携帯電話などで収集し,位置情報や時刻を付与してアップロードすることで,地域の情報を収集する仕組みである.都市部における微気象情報の収集や,災害時の情報収集など,様々な応用が考えられており,従来型の据え置きセンサによる情報収集に対して,低コストで実現可能であり,また,広範囲にわたり粒度の細かいセンサ情報収集が可能となる.本セッションでは,研究開発,ビジネス,経済の分野から講演者を招き,センサプローブの研究の現状,並びに今後の可能性を幅広い視点で討論する.