大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
7P |
セッション名 |
セキュリティ応用 |
講演日 |
2009/09/04 |
講演場所(会議室等) |
P会場(9号館3F 936教室) |
講演番号 |
L-036 |
タイトル |
カオス発生回路を用いた秘匿通信システム |
著者名 |
清水 能理, |
キーワード |
秘匿通信, カオス, 発振回路, 同期化制御, 分岐 |
抄録 |
ネットワーク上の情報を保護する暗号化プロトコルで用いられている公開鍵暗号方式は、素因数分解や離散対数問題など用いられている。昨今のコンピュータの処理速度の上昇により暗号鍵長の増加が必要とされ、コンピュータの負担が一層増加する。本研究は、単純規則に従うシンプル性を有しながらも複雑不規則な現象を生じるカオス現象を応用する。暗号化関数の利便性、暗号鍵の秘匿性、秘匿通信システムのモデルの秘匿性を解決するため、カオス同期およびカオス分岐に基づいた搬送波の生成および暗号方式を用いた秘匿通信システムを提案する。カオスの生じる電気回路として、負性抵抗を有するChua回路に注目した。 |
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