大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
6U
セッション名
lifelogとその実用化
講演日
2009/09/04
講演場所(会議室等)
U会場(1号館2F 121教室)
講演番号
RO-004
タイトル
ユーザのメール取得間隔と遅延評価を用いたIPアドレスフィルタの効果との関連調査
著者名
奥村 慎太郎鈴木 康介松澤 智史武田 正之
キーワード
迷惑メール, SPAM, IPアドレスフィルタ, DNSBL, 遅延評価, メール取得間隔
抄録
近年,迷惑メールによって電子メールの快適な利用が妨げられていることが
大きな問題となっている.迷惑メールを検出する一般的な手法として
迷惑メールフィルタが挙げられるが,流通する迷惑メールの内容の変化,
正当なメールを迷惑メールと判断するFalse Positiveなど
迷惑メールフィルタには検出率の大小以外にも改善すべき問題がある.
そこで本論文では,改良によってこれらの問題を解決できるIPアドレスフィルタに
遅延評価と呼ばれる検出率を上げる手法を導入したシミュレーションを行った.
そして遅延評価による検出率の増加効果とユーザがメールサーバからメールを取得する
間隔との関連を調査した結果,最長メール取得間隔が長いほど効果が大きくなることが判明した.
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