大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
3Q |
セッション名 |
コンテキストアウェアネス(2) |
講演日 |
2009/09/02 |
講演場所(会議室等) |
Q会場(5号館3F 531教室) |
講演番号 |
RM-002 |
タイトル |
携帯電話における長期的操作履歴の解析と状況適応型操作予測技術の検討 |
著者名 |
上坂 大輔, 岩本 健嗣, 村松 茂樹, 横山 浩之, |
キーワード |
携帯電話, 操作予測, 機械学習, ユーザインタフェース, コンテキストアウェア |
抄録 |
近年の携帯電話の機能は多岐にわたり、利用スタイルも多様である。これに対し携帯電話のUIは画一的であり、ユーザは時として適切な機能に素早くアクセスすることができない。その状況に適応可能なUIが必要である。機械学習はコンテキスト推定によく使われるが、これを携帯電話のユーザビリティ向上に適用する例はあまり見られない。 我々は、観測可能な情報群からユーザが次に使用するアプリケーションを推定する技術の実現可能性を、実際の携帯電話の長期間の操作履歴の解析によって明らかにした。解析結果から、単純ベイズ法であっても、頻度学習では推定できないような頻度の低いアプリケーションの利用を精度良く予測することができるということがわかった。本論では、約50名分の数ヶ月間におよぶ操作履歴の解析と、機械学習による操作予測の実現可能性の検討について述べる。 |
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