大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
5M
セッション名
福祉情報工学(1)
講演日
2009/09/03
講演場所(会議室等)
M会場(9号館3F 934教室)
講演番号
K-002
タイトル
高齢者の行動履歴に着目した健康悪化早期発見のための検査システム
著者名
佐藤 直崇奥田 裕樹原田 史子島川 博光
キーワード
高齢者支援, 行動履歴, 検査システム
抄録
本論文では,高齢者の健康悪化の兆候を発見するために行動履歴を分析するシステムを提案する.本システムでは,高齢者の姿勢,歩行情報,物体接触情報の履歴を行動履歴とみなす.行動履歴を現在と過去で比較し,健康悪化の原因を見つけ出す過程を多数同定する.同定した過程を階層構造としてまとめる.システム使用者は階層構造の上位で健康悪化の兆候の有無を確認する.健康悪化の兆候があれば階層構造を下位へ進み,原因を特定する.本システムを用いることによって,高齢者を見守る人は健康悪化の兆候を知ることができ,高齢者の健康悪化を未然に防ぐことができる.
本文pdf
PDF download (96.2KB)