大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
6L |
セッション名 |
ヒューマン情報処理(2) |
講演日 |
2009/09/04 |
講演場所(会議室等) |
L会場(9号館3F 933教室) |
講演番号 |
J-019 |
タイトル |
自己運動時と音源運動時の音圧レベル変化知覚 |
著者名 |
古根 史雅, 坂本 修一, 寺本 渉, 行場 次朗, 櫻井 研三, 鈴木 陽一, |
キーワード |
マルチモーダル情報処理, 聴覚, 前庭感覚, 自己運動 |
抄録 |
音源の接近に伴う音圧レベルの変化知覚に関して検討した。音源に対する接近方法を2種類設定した。一方は,聴取者が静止音源に接近する場合であり,他方は,音源が静止聴取者に接近する場合であった。 聴取者の音源に対する接近は,前後に揺れる前庭覚刺激によって与えた。聴取者と音源との距離変化を想定して,聴覚刺激の音圧レベルを変化させ,あらかじめ 決められた聴取者もしくは音源の移動量に適合したと知覚される音圧レベルの変化量を計測した.その結果,聴取者が静止音源に接近する場合には,音源が静止 聴取者に接近する場合よりも,大きな音圧レベルの変化が知覚された。このことは前庭覚由来の自己運動情報によって,音圧レベルの変化知覚,ひいては音源までの距離知覚が変化することを示している。 |
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