大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
7J
セッション名
形状処理とシミュレーション
講演日
2009/09/04
講演場所(会議室等)
J会場(9号館2F 924教室)
講演番号
I-001
タイトル
Gregory曲面とGPGPUによる、G^1連続性を保った高速形状変形手法
著者名
武田 巧視渡辺 大地
キーワード
GPGPU, CUDA, パラメトリック曲面, Gregory曲面, 細分割曲面, Catmull-Clark細分割
抄録
3DCGの曲面表現に、パラメトリック曲面がある。パラメトリック曲面は滑らかな形状を正確に表すことが可能だが、描画速度や動的な形状変形には向いていないという問題があり、リアルタイム3DCGにおいては有用ではなかった。
本研究ではGPGPUという技術に着目し、パラメトリック曲面の描画に関する高速化手法を実現した。パラメトリック曲面は、細分割曲面よりも、GPGPUにおける並列演算に適しているため、結果的に細分割曲面よりも高速に曲面の演算が可能という特徴がある。パラメトリック曲面の中でも、両立性補正が単純に行えるGregory曲面を用いることで、 滑らかさを保持したままの動的な形状変形の高速化を可能にした。
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