大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
7H
セッション名
文字認識
講演日
2009/09/04
講演場所(会議室等)
H会場(9号館2F 923教室)
講演番号
H-020
タイトル
古文書文字認識システムにおけるサポートベクターマシンの適用に関する研究
著者名
加藤 聡堀内 匡
キーワード
古文書文字認識, サポートベクターマシン, マハラノビス距離, 最近傍識別法, マルチテンプレートマッチング
抄録
古文書の翻刻は歴史学研究において重要な基礎的作業であるが,翻刻作業の習熟には古文
書読解の訓練が相当期間必要である.そこで本研究では,古文書の読解を支援するような
システムの開発を進めている.本稿では,2クラス識別問題において高い認識精度が得ら
れるサポートベクターマシン(SVM)を,前述した古文書読解支援システムの認識器とし
て用いることを検討し,SVMをいくつかの典型的なカーネル関数とともに古文書文字認識
に適用した場合について,その認識精度を比較する.また,マハラノビス距離を用いた最
近傍識別法や,マルチテンプレート法との認識精度の比較についても行い,本研究におけ
るアプローチの有効性を検討する.
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